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ロック向上委員会

委員長

ROCK向上委員会.com

バグース長谷川

“ロック博士”という異名を持つ男。現在31浪中の高校生(←すぐに忘れられる薄い番組内設定)。FMラジオ局で14年目に突入した人気番組『ロック向上委員会Z』のメインDJを務める。その他にも多数の音楽番組のパーソナリティとして活動。ロック講座は60回以上行い、大学などで時々教鞭も執る。近年ではライターとして、音楽雑誌などにも執筆活動中。実はインドネシアに精通しているインドネシア・マニアでもある。

副委員長

ROCK向上委員会.com

ぶんがゆうか

CSやテレビなどを中心に神出鬼没に活動する女。現在8浪中。初回の番組内でビートルズのメンバーすらも知らないことを露呈した、ロック音痴。ロックのことは正直小学生レベルで、からっきしだが、それでもロックを愛する精神を唱えるロック向上委員会の副委員長。要するに変わり者。「これからロックについて学んでいきます!」←愛嬌勝負

 
 
 
 
 
 
 
 
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番組アーカイブ


 
『第38回:インドネシアのロック/ポップスを聴こう♪第二弾』
~音楽大国と呼ばれる所以をほんのり探る~
 

 
ロック向上委員会ドットコム38回目も、前回から続く“インドネシアン・ロック/ポップス”特集。もちろん今回も現代のロック/ポップスを紹介していきます。いわゆるI-POP/I-ROCKです。なんとか日本で流行らせたい…そんなバグースの勝手な想いがこもった放送となりますが、楽しんで聴いてくれることを願っています。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好き、インドネシア好きじゃない方もどうぞ。
 
 
番組内紹介楽曲    
 

■インドネシアン・ポップス界のレジェンド
1: Chrisye / Cintaku (Badai Pasti Berlalu : 1999)
2007年3月30日、57歳という若さで亡くなったクリシェの名曲。EL&Pばりの鍵盤ロックとガムランを大胆に融合したバンド:Guruh Gipsyの元Vo&Bである。Soloに転向してからの彼の功績は、何と言っても「新時代のI POPを構築した」こと。彼が居なければ、インドネシアのPops界は今のようにはなっていなかっただろう。それくらい大きい影響力を誇っている。とても几帳面で丁寧なサウンドを聴かせてくれるのも特徴的だ。


■インドネシア3大ロック・バンドから派生
2: Andra And The BackBone / Sempurna (Andra And The Back Bone : 2007)
DEWA19のG:Andra Ramadhanの別プロジェクト。DEWA19と共に絶大なる人気を誇っている。Hardでシンプル、そして甘くせつないバラード得意としているのだが、特にこのSempurnaは国民的大ヒットを記録。老若男女、知らない人は居ないであろうというくらい有名な名曲である。


■何から何まで世界規模な女
3: Anggun / Still Reminds Me (Chrysalis : 2000)
インドネシアから飛び出し、世界を相手に活躍する歌姫。世界デビューとなった1997年以降、出す作品の全てがフランス、ベルギー、イタリア等のチャートに顔を出すほど。最新作:8 (2017)からのシングル:What We Rememberは、米ビルボードのDance Clubチャートの8位(2018)を獲得する快挙も成し遂げており、まだまだ現役での活躍が期待されるディーヴァである。


■英語で歌うのが常識となった先駆者
4: MOCCA / Bandung (Flower City) (Home : 2014)
女性Vo:アリナを中心とするバンド。楽曲は全て英語の詞であり、これをきっかけに英語で歌うバンドが増えたと言われるほどの影響力を誇っている(2018年の最新作:Limaで、初のインドネシア語の歌詞を披露)。韓国、そしてここ日本でもデビューしており、知っている人も居るのではないだろうか。お洒落でキャッチーで、誰もが安心して聴ける極上のPopsを聴かせてくれるバンドである。


■J-POP?いいえJ-Rocks
5: J-Rocks / Tulisan Takdir Dunia (Let’s Go : 2017) ※すいません。機材不良でかかりませんでしたm(_ _*)m
欧米、インドネシアのみならず、日本の音楽からもかなり影響を受けたバンド。キャッチーでシンプルな曲と、練りに練られたHard且つプログレの要素を感じる壮大な曲のバランスがとても素晴らしい。特にシリアスな楽曲に多く聴かれる素晴らしきアレンジ、メロディ、構成力は天下一品。各々の演奏力もかなり優れているが、何よりも曲そのものを大切にしている姿勢が素敵だ。

■数々の賞を受賞したDream Band
6: KOTAK / Terbang “Versi Baru” (Energi “Repackage” : 2011)
インドネシアで行われた『Dream Band』という大会をきっかけに2004年結成。何度かのメンバーチェンジを経て、現在は3ピースで活躍している。国民的大ヒットを何曲も持ち、数々の賞を受賞している人気バンドである。現代的Hardさと秀逸なメロディの融合という意味では、今このバンドに勝るものは居ないかもしれない。


■スピリチャルな魅力満載サラブレッド
7: Bonita & The Hus Band / Satu Hari Sebelum Esok (Rumah : 2016)
ジャジーでキャッチーな曲を、深淵でスピリチャルな雰囲気で包み込んだ唯一無二のバンド。強烈で秀逸なサビを持った楽曲も多く、これがインディーズで活動しているバンドだなんてとても信じられない。シリアスな面、優しい面、愛らしい面、それら全てが詰まっており、とても人間臭くまとめられた音楽なのである。演奏力も凄まじく、Pops好き、Jazz好き、Rock好き、全ての人から愛される音楽性を誇っていると言えよう。

 
 
 
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『第37回:インドネシアのロック/ポップスを聴こう♪第一弾』
~音楽大国と呼ばれる所以をほんのり探る~
 

 
ロック向上委員会ドットコム37回目は、バグース長谷川イチオシのインドネシアの音楽を聴いていきましょう。と言っても、ガムラン等伝統的な音楽ではなく、最古のポピュラー音楽と言われるクロンチョンでもなく、あくまでも現代のロック/ポップスをご紹介。J-POPがあり、K-POPがある、それならI-POP/I-ROCKだって流行っても良いだろ?そんな想いを込めて進めていきたいと思います。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 
番組内紹介楽曲    
 

■生ける伝説
1: Swami (Iwan Fals) / Bento (Swami I : 1989)
Legenda Hidup (生きる伝説)と呼ばれる大御所中の大御所:イワン・ファルスが結成したバンド。老若男女関係なく、インドネシアの国民誰もが歌える名曲である。政治や体制への強烈な批判を歌にするスタイルは、この曲でも爆発している。Wakil Rakyat (民衆の代弁者)とも言われている。


■インドネシア3大ロック・バンド
2: Dewa / Arjuna (Cintailah Cinta : 2002)
3大ロック・バンドの1つであり、一時期「最強」とも言える人気を博したバンド。ヘヴィであり、プログレッシブ、さらにはインドネシア特有のメロディやアレンジを上手く活かした楽曲作りができる稀なバンドである。ドラマティックな作風を得意とする面も、他バンドとは一線を画している。


3: GIGI / Amnesia (Aku dan Aku : 2012)
こちらも3大ロック・バンドの1つ。メロディの組立て方やアレンジがとても秀逸で、前述のDewa (19)のような「大仰な感動的ロック」というイメージより、もっと幅広いRock/Popsを奏でるバンドである。一緒にシンガロング出来るフック満載の楽曲を多く生んでいる。Armandの野太く硬派なVoが、このバンド最大の武器と言えるだろう。


■インドネシア音楽界のサラブレッド
4: Potret / Salah (Potret II : 1997)
たっぷりとキャッチー、しかし実はシリアスな面を持つ楽曲で聴く者を魅了したバンド。一時期世界を席巻したスウェディッシュ系サウンドの、インドネシアからの回答と言えば分かりやすいだろう。シンガーとしてのみならず、ソングライターとしても名を馳せていく、奇才:Melly Goeslawの才能が溢れ出たバンドである。


5: Melly Goeslaw / Jika (Melly : 1999)
※すいません。機材不良でかかりませんでしたm(_ _*)m
今回はCDが読み込めず残念だったが、Potretのみならず、この人のSoloも素晴らしい作品ばかり。このアルバム、そして名曲:Jikaの大ヒットを皮切りに、数々の名曲を生み続け、他アーティストへの楽曲提供や映画のサウンドトラックも多く手掛けている。聴いたらスグにこの人の曲だと分かってしまう「メリー節」が特徴的だ。


■記録破りの3ピース
6: NTRL / Terbang Tenggelam (XXV : 2018)
Om Bagus, Coki, Enoからなるパワー・トリオの最新作。インドネシアを代表するオルタナ系ロック・バンドである。1994年の1st作は、カセット・テープとCDを合わせ、インディーズ・バンドとしては驚異的な8万ユニットを売り上げた記録を誇っている。人間性をテーマにした厳しくも優しい楽曲が多く、J-POPバンドにも通じるキャッチーなメロディで人気を博している。


■老若男女に愛される唯一無二の個性
7: NAIF / Di Mana Aku Di Sini (Televisi : 2007)
ソングライティング、アレンジ共に、何とも言えぬ個性を持ち、インドネシアらしさとビートルズを上手くミックスしたセンスが光るバンド。その素晴らしいバランス感覚で、老若男女問わず、誰もが歌いたくなる名曲を繰り出してくれる。コミカルさとシリアスさが混在しているのも彼らならでは。とにかく、ビートルズ好きなら彼らのアルバムを手に入れても損は無いだろう。

 
 
 
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『第36回:わしゃレーナード・好っきゃなー!後編』
~Lynyrd Skynyrd:再結成以降も聴いていこうの巻~
 
 

 
ロック向上委員会ドットコム36回目も、前回に引き続きLynyrd Skynyrd(以下LS)特集をお届けします。前回は悲劇の事故前~解散までを紹介しましたが、今回は事故から生還したメンバーの活動、LSファミリーの面々、そして再結成後の作品などを聴いていきます。2018年に入り、最後のツアー:Last Of The Street Survival Farewell Tourを開始したLSですが、もうあの雄姿を観る・聴くことはできないのだろうか…。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 
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■悪夢の事故からの生還
1: Rossington Collins Band / Prime Time (Anytime, Anyplace, Anywhere : 1980)
生き残ったLSの面々が再起を計り結成したバンドの1st作。バンド名の通り、Gary RossingtonとAllen Collinsが中心となるバンドだ。レーナーズ節満載+女性Vo:Dale Krantzのハードな歌が最強にゴキゲンな名盤。


■再結成LSを聴く
2: Lynyrd Skynyrd / Red, White and Blue (Vicious Cycle : 2003)
再結成以降、安定した活動を見せる12th作。LS流サザンHRの完成形となる作品であり、アリーナ・ロックへと昇華した作風となっている。全米で大ヒットを記録したバラード:Red, White and Blue等、名曲満載。


3: Lynyrd Skynyrd / Still Unbroken (God & Guns : 2009)
13th作。現アメリカ南部のHRのお手本とも言える名盤だ。本作のレコーディング中にオリジナル・メンバーのBilly Powellが死去。多くの友人の死に直面しても突き進んでいくことを誇示した、南部男達の魂の1枚と言えるだろう。


■LSファミリーを聴く
4: BLACKFOOT / Good Morning (Marauder : 1981)
デビュー前の初期LSでDrを叩き、再結成後から現在までのLSを支えるRickey Medlocke率いるバンドの5th作。NWOBHMの若者達に愛された、メタルへと繋がるBlackfoot流サザン・ロックの集大成と言える名作。


5: The Outlaws / Hearin' My Heart Talkin' (Hurry Sundown : 1977)
再結成後のLSを支えたHughie Thomasson率いるバンドの3rd作。泥臭過ぎず爽やか過ぎないバランスが特徴で、絶妙のコーラス・ワークを全編に渡って聴かせてくれる名盤。プロデュースはビル・シムジク。


■残されたVan Zant兄弟の絆
6: Van Zant / Train (My Kind Of Country : 2007)
Donnie とJohnnyのVan Zant兄弟ユニット4th作。普段バンドで見せる姿/サウンドよりもリラックスした内容となっており、ルーツに帰った聴きやすい作品に仕上がっている。楽曲の良さ、歌の秀逸さも天下一品の名作である。

 
 
 
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『第35回:わしゃレーナード・好っきゃなー!前編』
~Lynyrd Skynyrd:先ずは歴史を追って聴いていこうの巻~
 
 

 
ロック向上委員会ドットコム35回目は、The Allman Brothers Bandと並びサザン・ロックを世界に轟かせたLynyrd Skynyrd(以下LS)を特集します。1977年に起こったあの悲劇の事故が無ければ…それを想う度に胸を締め付けられ、また彼らの曲を聴くというファンも多いことでしょう。2018年に入り、最後のツアー:Last Of The Street Survival Farewell Tourを開始したLSですが、もうあの雄姿を観る・聴くことはできないのだろうか。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 
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■デビューから悲劇の事故までを聴く
1: Lynyrd Skynyrd / Free Bird (Pronounced 'leh-nerd' Skin-nerd : 1973)
1st作。7人の大所帯が繰り出すシンプルだが練られたアレンジはこの時点で完成しており、バンドのアンサンブルを重視した秀逸なサウンドが聴ける。無駄も捨て曲もない見事な構成で、サザン・ロックの雄大さが感じられる名盤だ。


2: Lynyrd Skynyrd / Sweet Home Alabama (Second Helping : 1974)
2nd作。1stと同じくバンドの代表作であり、常にライブで演奏される名曲の多い作品。ブルースに寄り過ぎず、ポップになり過ぎない、ある意味、特殊な音楽性を持った唯一無二の作品と言えるだろう。


3: Lynyrd Skynyrd / Cry For The Bad Man (Gimme Back My Bullets : 1976)
4th作。前作でのDrの交代劇に続き、GのEd Kingが脱退し6人体制となった作品。そういった諸事情からか、前作までの彼ら特有の豪快さが薄れ、ブルージーなものへと変化している。プロデュースはトム・ダウド。


4: Lynyrd Skynyrd / That Smell (Street Survivors : 1977)
6th作。前Live作からGにSteve Gainesが加入しており、新たなトリプル・ギターの将来性を感じさせてくれる名盤。しかし、このアルバムに伴うツアーの最初の週、飛行機事故が発生。Ronnie Van Zant、Steve、そしてSteveの姉でコーラスのCassieが死去。それまでとは違う新たなアプローチに限りない可能性を感じさせてくれたLSだが、これをもって解散する事となる。


■Van Zant兄弟を聴く
5: 38 Special / If I'd Been The One (Tour De Force : 1984)
Ronnieの弟:Donnie率いる38Sの6th作。初期の頃から、LSとは違う独自のメロディアスな面を打ち出していたが、この作品では、そのメロディアスな面が完全に昇華された素晴らしい楽曲で彩られている。


6: Johnny Van Zant / Hearts Are Gonna Roll (Brickyard Road : 1990)
Ronnie、そしてDonnieの弟:JohnnyのSolo名義作。大きな意味でのアメリカン・ロックであり、HR系Voのソロ作といった趣の1枚。全曲秀逸なメロディにて構築された楽曲であり、Johnnyの懐の深さが感じられる隠れた名盤だ。

 
 
 
 
 
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『第34回:そうだThe Rolling Stonesを聴こう!Part.2』
~中後期を極めるの巻~
 
 

 
ロック向上委員会ドットコム34回目は前回から続くThe Rolling Stones特集。今回は70年代の幕開けとなった自身のレーベル:Rolling Stones Recordsからスタート。ギタリストで言えばMick Taylor期です。そこから現在=Ron Woodまでを聴いていきましょう。今回ももちろん時間の都合上、絞り込んでのお届けとなります。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 
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■もう1人の天才ミック:Mick Taylor期
1: The Rolling Stones / Brown Sugar (Sticky Fingers : 1971)
RSレコード第一弾。70年代激動のRock界を先導していった作品の1つ。RS流ヘヴィでルーズなR&B/R&Rが展開された名作であり、前作から加入のMick Taylorのプレイも十二分に堪能できる名作である。英/米共に1位を獲得。


2: The Rolling Stones / Tumbling Dice (Exile On Main St. : 1972)
RS初の2枚組。Rockの歴史を見渡してもトップに君臨する名盤の1つ。粗削りで雑多な内容により賛否両論を巻き起こした、ある意味問題作でもある。様々な要素が入っていて音楽の展覧会のような作品だ。英/米共に1位を獲得。


3: The Rolling Stones / Doo Doo Doo Doo Doo (Heratbreaker) (Goats Head Soup : 1973)
New Soulの影響色濃い作風で、クラヴィネットなど鍵盤が目立つ作品。ヴ―ドゥー的な混沌とした空気感と濃厚な世界を堪能でき、RSの作品の中でも特にグルーヴィー且つ異質なアルバムに仕上がっている。英/米共に1位を獲得。


■ギタリスト模索中につき
4: The Rolling Stones / Hot Stuff (Black And Blue : 1976)
Mick Taylor脱退後、正式なGが決まらないまま始まったセッションから完成した作品。このあと正式メンバーとなるRon Woodを始め、Harvey Mandel、Wayne Perkinsといった複数のGが堪能出来る。英2位/米1位。


■いつまで経っても弟分:Ron Wood加入後~現在
5: The Rolling Stones / Waiting On A Friend (Tattoo You : 1981)
80’s RSの幕開けとなる名盤。と言っても実際は未発表曲の寄せ集め。その寄せ集めでこれだけの作品に仕上がるのだからRSはやはり凄い。ジャケ写も秀逸で、第24回グラミー賞最優秀アルバム・パッケージ賞受賞。英2位/米1位。


6: The Rolling Stones / One Hit (To The Body) (Dirty Work : 1986)
キース主動のキース・アルバム。ミックの初Solo作が発端となり、ミックとキースの関係は悪化。そんな中制作された作品である。その愛憎劇が緊張感を生み、ロックの持つ反骨精神が貫かれた作風に仕上がっている。英3位/米4位。

 
 
 
 
 
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『第33回:そうだThe Rolling Stonesを聴こう!Part.1』
~先ずは初期=Brian Jones期を極めるの巻~
 
 

 
ロック向上委員会ドットコム33回目は、とうとう出ましたThe Rolling Stones特集!個人的に愛し過ぎるが故、なかなか選ばなかったテーマ/特集ですが、ここらでちょいと聴いていかないといけませんね。先ずは初期を追っていこうということで、所謂“Brian Jones”期をご紹介していきます。聴いて欲しい/知って欲しい作品は数多くありますが、時間の都合上、絞り込んでお届けします。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 

 

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■初期The Rolling Stones~デビュー
1: The Rolling Stones / Come On (1st Single / UK : 1963.6)
記念すべきデビュー・シングル。チャック・ベリーのカバー曲。初期RSを象徴する独特なビートに包まれ、パワー溢れる演奏を聴かせてくれる好カバーである。UKチャート21位を記録し、ロンドン以外でライブを行う機会を掴むようになる。

2: The Rolling Stones / Not Fade Away (Single / UK : 1964.2)
※Album / England's Newest Hit Makers : 1964 (US)
3rdシングル(US 1st)。UKチャート3位を記録。チャート的に言えば、ここからが快進撃の始まり。デビュー・シングル、2ndシングルと共に、カバー曲(Buddy Holly)だが、最も初期の荒々しいストーンズの息吹が聴けるナンバー。

■初期The Rolling Stones~ソング・ライティングの目覚め
3: The Rolling Stones / Heart Of Stone (Single / US : 1964.12)
※Album / Out Of Our Heads : 1965 (UK) The Rolling Stones Now! : 1965 (US)
US 5thシングル。R&B/R&Rのカバーを好んだ初期RSだが、この頃からストーンズ独自のオリジナル曲を作り出していく。シリアスな空気感、ソウルフルなミックのVoと、当時のRSの目指す方向が最も良い形で表された曲の1つ。

4: The Rolling Stones / The Last Time (Single / UK, US : 1965.2, 3)
※Album / Out Of Our Heads : 1965 (US)
英米共に6thシングルとしてリリース。ミック&キースがヒットを狙って作った曲であり、RS流のとてもキャッチーな作品に仕上がっている。コーラス部もとてもRSらしく、他のバンドにはない個性が貫かれているのも聴きどころ。

■初期The Rolling Stones~ワイルド&スィート
5: The Rolling Stones / Get Off Of My Cloud (Single / US, UK : 1965.9, 10)
※Album / December's Children (and everybody's): 1965 (US)
英米共に8thシングルとしてリリース。UK・US共に1位を記録している。この時期が初期RSの頂点と言えるだろう。キャッチーなメロディに対して騒々しい演奏という、元祖ガレージロック的作品でもある。

6: The Rolling Stones / Ruby Tuesday (Single B-Side / UK, US : 1967.1)
※Album / Between The Buttons (US : 1967) Flowers (US : 1967)
シングルのB面としてリリースされた名曲。A面はLet's Spend The Night Togetherだが、USではこのB面の方に人気が集中しNo.1を獲得。Brian Jonesによるフルートやリコーダーが独特な雰囲気を醸し出している。

■初期The Rolling Stones~そしてストーンズは巨大な星となっていく
7: The Rolling Stones / She's A Rainbow (Single / US : 1967.11)
※Album / Their Satanic Majesties Request (UK, US : 1967) 

USのみリリースの16thシングル。RS初セルフ・プロデュース作となるアルバムからのシングルカット。RSの全作品中、最も評価の低いアルバムではあるが、何よりコンポーザーとして1段も2段も進歩した楽曲を聴く事が出来る。

8: The Rolling Stones / Jumpin' Jack Flash (Single / UK, US : 1968.5)
※Album / Through The Past, Darkly {Big Hits Vol.2} (UK, US : 1969)

このあとRSの黄金期を手掛けていくJimmy MillerによるBlues Rock的プロデュースにより、RSが本来の位置に戻ってきたと言える作品。Brian Jonesの衰退と共に、ここからRSはさらなるブルースへの回帰を図る事となる。
 
 
 
 
 
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『第32回:初夏に聴く“冬の家族”・後編』
~続・ウィンター・ファミリー特集~
 
 

 
ロック向上委員会ドットコム32回目も前回から続く“Winter Family”特集。今回はWinter兄弟よりも、ファミリー周辺のミュージシャンが中心。ある意味Winter兄弟よりも天才的才能を発揮し、Winter兄弟を支えていった素晴らしきミュージシャン達です。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
 

 

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■Winter Familyにこの人あり:Rick Derringer
1: Rick Derringer / Rock and Roll, Hoochie Koo (All American Boy : 1974)
超名盤Solo 1st作。チャートでも全米25位を記録するヒットを飛ばし、同年リリースのEWGの活躍と共に、RDの全盛期と言える内容を誇っている。歌って弾けて良い曲を書けプロデュースの出来るRDの才能が集結した1枚。


■Winter Familyにこの人あり:Dan Hartman
2: Dan Hartman / I Can Dream About You (Keep The Fire Burnin' : 1994)
Winter Familyの中でも1,2を争う素晴らしい楽曲を提供してきたDHのベスト/追悼盤。ここでは映画『ストリート・オブ・ファイア』の劇中歌となった名曲を聴いていこう。全米6位を記録した大ヒット曲なのだ。


■他ファミリー作を知ろう
3: Tin House / Personal Gain (Tin House : 1971)
この後JW Bandに参加するFloyd Radford率いるブルージーなHR Bandの1st作。英ハード系の影響を感じさせる濡れた味わいに、70年代初期の米ハードの王道をいくゴリ押しサウンドが実に気持ちの良い作品だ。


4: Gamma / Dirty City (Gamma 2 : 1980)
EWG第一期のG:Ronnie Montrose率いるHR Bandの2nd作。ストレートでキャッチーなHRが満載で、80年代に流行したアメリカンHR/HMの先駆け的作品と言える内容を誇った秀作である。


5: Muddy Waters / Mannish Boy (Hard Again : 1977)
ブルースカイ移籍後の1st作。プロデュース/ギタリストとしてJWが参加しており、このコラボによってさらに多くの若者にMuddy Watersの存在を知らしめる事となった名作だ。生々しいスタジオ・ライブ作となっている。


6: Edgar Winter / Freedom (Rebel Road : 2008)
現在のところEWの最新作。まだまだEWがR&Rし続けられるという事を誇示した隠れた名作だ。アルバムのコンセプトは「70年代に自分が体験してきた米クラシック・ロック」で、ドライヴ感満載なRockを聴かせてくれる。

 
 
 
 
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『第31回:初夏に聴く“冬の家族”・前編』
~ウィンター・ファミリー特集~
 
 

ロック向上委員会ドットコム31回目は“Winter Family”を特集していきます。2014.7.16に、Winter兄弟の長であり、ホワイト・ブルースの第一人者である『100万ドルのブルース・ギタリスト』Johnny Winterは惜しくも亡くなってしまいました。もうすぐ命日です。そこで、JWを筆頭に弟:Edgar Winter、Winter兄弟を支える柱となった素晴らしきミュージシャン達をご紹介していきます。ブルースの巨人:Muddy Watersに「義理の息子」と呼ばれ愛されたJWとWinter Familyをたっぷりと聴いていきましょう。いつもと同じく無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 

 

番組内紹介楽曲  
 

■ロックを色濃く打ち出した名盤:Johnny Winter
1: Johnny Winter / Let It Bleed (Still Alive And Well : 1973)
CBSからの5th作。Rick Derringerプロデュース/Bill Szymczykがディレクターを担当した作品。JW曰く「最高のファイアーバード・サウンド」満載の名盤だ。セールス的にも自己最高の22位を記録している。


2: Johnny Winter / Close To Me (The Winter Of '88 : 1988)
全米200位にも入らないセールス低迷作だが、Rock/Hard Rockファンに愛される内容を誇る名盤。プロデュースにZZ TOPやMolly Hatchetらを手掛けたTerry Manningを起用し、HardなBlues Rockを聴かせてくれる作品。


■ポップな作風とファンキーなR&Bレヴュー:Edgar Winter
3: Edgar Winter's White Trash / Give It Everything You Got (Same : 1971)
Soloデビュー作をリリースした後、自らのバンドを結成しリリースされた1st作。EWの若いエネルギーと才能がバランス良く溶け込んだ名盤中の名盤であり、黒人とはまた違う「狂ったノリ」が楽しめる作品だ。


4: Edgar Winter Group / Someone Take My Heart Away (Shock Treatment : 1974)
EWG名義2nd作。アレンジ・センス/メロディ・センスに長けた作風になっており、前曲捨て曲無しの名盤と言っても過言ではないだろう。才能豊かなメンバーが揃い、ある意味お洒落な感覚も盛り込んだ作品に仕上がった1枚。


■Winter兄弟揃い踏み名演
5: Edgar & Johnny Winter / Rock & Roll Medley (Together : 1976)
Winter Family総出演によるLive作。完全に「ファミリーお祭りライブ」的作品ではあるが、R&R/R&Bの楽しさが目一杯詰まった良作と言えるだろう。JWはBluesへ、EWは都会的なFunky路線へと舵を切る節目となった1枚だ。


6: Johnny Winter feat Edgar Winter / Please Come Home For Christmas ("Hey, Where's Your Brother?" : 1992)
前作:Let Me Inと共に、JWのBlues路線の中でも最高の出来栄えとなった1枚。弟:EWと歌うCharles Brown の曲の名カバーは特に秀逸だ。ロック・ファンにとって理想のJWがここにある!と言える名作なのだ。

 
 
 
 
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第30回:それからのアメリカ / 1965 Part.2』
~ロックの本場・アメリカの新時代突入~
 
 

ロック向上委員会ドットコム30回目も前回に引き続きテーマは「それからのアメリカ/1965」。ブリティッシュ・インヴェイジョンもなんのその…と言ったかどうかは分からないが、勢いを失くしていたアメリカの音楽が息を吹き返したのは事実。その歴史的に見ても重要な年:1965年を中心に、誰がどのように突破口を開いていったのかをあらためて聴いていきましょう。いつもと同じく無駄話もたくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 

 

番組内紹介楽曲  

■きっかけはディランとバーズ
1: The Turtles / It Ain't Me Babe (1st Single, 1st Album : 1965)
The ByrdsのMr. Tambourine Man以降、数々のフォーク・ロック・バンドが登場。このThe Turtlesもその1つ。英国ビート系のアレンジを上手く取り入れつつ、他フォーク・ロック・バンドとの差別化を図った個性溢れる1枚。

2: The Turtles / Elenore (Single, 4th Album / The Battle Of The Band : 1968)
4th作。11の別バンドになりきりバトルを繰り広げるというコンセプト・アルバム。これまでカバー、もしくは作曲家の曲を中心に演奏してきた彼らだが、初の自作ヒット・ナンバー:Elenoreが収録されている。


■広義の意味でのアメリカン・ロックの源流
3: Buffalo Springfield / For What It's Worth (Buffalo Springfield : 1966)
1st作。約2年で解散という活動期間の短いバンドであったが、アメリカン・ロックの源流の1つと捉えて良い最重要バンド。ルーツ・ミュージックを基礎に、抜群のコーラス・ワークや完成度の高い演奏力を聴かせてくれる名盤だ。


4: Buffalo Springfield / Bluebird (Again : 1967)
2nd作。The BeatlesのWhite Albumのように、各々が好きな方向性で楽曲を持ち寄って完成された作品。米ルーツ・ミュージックを基礎に、様々な音楽を巧みに取り入れた実験的アレンジで、前衛的試みも見られる作品となっている。


■ブルー・アイド・ソウル炸裂
5: The Young Rascals / Lonely Too Long (Collections : 1967)
名門:アトランティックよりデビューしたブルー・アイド・ソウルの代表格で、単なる黒人音楽へのアプローチではなくSoul Musicの新たな形を模索したバンドの2nd作。演奏力の高さを惜しみなく発揮したファンキーな名盤。


6: The Young Rascals / Groovin' (Groovin' : 1967)
ファンから人気の高い3rd作。オリジナル曲が一気に増え、アーティストとしての深みを打ち出した作品。黒さに都会的センスを注入した作風はデビューから同じだが、この作品でさらに洗練された音楽性で頂上まで登りつめている。


■そしてバーバンク・サウンド/シスコ・サウンド~サイケデリック~ニュー・ロックへと…
7: Mojo Men / Sit Down, I Think I Love You(Single : 1967 / CD=Sit Down...It's The Mojo Men : 1995)
バーバンク・サウンド第一弾と言われるMojo Menのシングル。当時のWarner Brothersの腕利きが集結した、ドリーミーで優雅なバロック・サウンドを聴くことができる。アルバム・リリースまで到達できなかったのがとても残念。

 
 
 
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『第29回:それからのアメリカ / 1965 Part.1』
~フォーク・ロックとディランとアメリカ~
 
 

ロック向上委員会ドットコム29回目は「それからのアメリカ/1965」と題しお届け致します。ブリティッシュ・インヴェイジョンにより勢いを失くしていたアメリカの音楽が息を吹き返した年:1965年を中心に、誰がどのように突破口を開いていったのかをあらためて聴いていきましょう。いつもと同じく無駄話もたくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■変革:フォーク・ロックという道
1: Bob Dylan / Subterranean Homesick Blues (Bringing It All Back Home : 1965)

フォーク・ロックのスタイルを確立させた最初の作品/5th作。Dylanはここで初めて電子楽器とDrを使用。元々R&R好きなDylanが当然の如く回帰した場所であり、前年に英ミュージシャン達と関係を持った事も関係しているだろう。

2: Bob Dylan / Like A Rolling Stone (Highway 61 Revisited : 1965)
フォーク・ロック3部作の真ん中/6th作。一般的に最も有名な作品で、ロックの歴代の名盤の中でも10本に入る名作と言える。フォークとロックを合体させ、ロックを思慮深い音楽に仕立て上げた完成形がここにある。


3: Bob Dylan / Just Like A Woman (Blonde On Blonde : 1966)
フォーク・ロック3部作最終章/7th作/2枚組。The BeatlesのSgt. Peppersと共に時代を飲み込んだ稀な作品である。本質のみを追求したかのようなバックの演奏と、Dylanの歌の溶け合い方がとても素晴らしい名盤中の名盤だ。


■フォーク・ロックの旗手
4: The Byrds / Mr. Tambourine Man (Mr. Tambourine Man : 1965)
フォークとR&Rと温かいハーモニーを融合させた独特のサウンドを持ち、フォーク・ロックの先駆者的存在となったThe Byrdsの1st作。アルバム制作前に1stシングルとなったMr. Tambourine Man収録の大ヒット作。


5: The Byrds / My Back Pages (Younger Than Yesterday : 1967)
4th作。前作から続くサイケへの接近をさらに進化させた作風と、初期バーズが持つ瑞々しさをバランス良く重ねた名盤。いつもの厚いコーラスもたっぷりと堪能でき、ソング・ライターとして一皮剥けた良質な楽曲を聴く事が出来る。


6: The Lovin' Spoonful / Do You Believe In Magic (Do You Believe In Magic : 1965)
Blues、Jazz、Jug、Folk、Countryにポップな感性を加え人気を博したLSの1st作。当時、世界を席巻していた英国勢とは違う個性を武器に、ドリーミー且つ泥臭い音楽性で勝負した数少ない名盤である。


7: The Lovin' Spoonful / Summer In The City (Hums Of The Lovin' Spoonful : 1966)
3rd作。さらなる米ルーツ・ミュージック志向を強めた作品。全ての楽曲をジョン・セバスチャンが書いているが、まるでカバー曲かのような古き良きアメリカン・ミュージックをオリジナル作で体現する事に成功した名盤である。

 
 
 
 
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『第28回:どろどろじめじめスワンプ・ロックPart.2』
~もうひとつの頂点:CCR特集~
 
 

ロック向上委員会ドットコム28回目も、テーマは「スワンプ・ロック」です。ただし今回は1バンドに絞りました。そのバンドとはCreedence Clearwater Revival (CCR)。アルバム至上主義の時代において、シングル・ヒットをバンバン飛ばした変わり者。サンフランシスコ出身だが、南部の音楽を志向し続けてきたバンド。シスコ・ロック全盛期の中、ヒッピー文化には目もくれず自身の音楽を貫いていった姿勢など、挙げたらキリの無いくらい個性的。そんなCCRをあらためて紹介していきます。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■米ルーツ/スワンプ・ロックのTOPクラス
1:Creedence Clearwater Revival / Susie Q (Creedence Clearwater Revival : 1968)
短い活動期間の中、燦然と輝く偉業を残したCCRの1st作。他シスコ系とは一線を画すブルース・フィーリング、重いグルーヴなど、彼ら独自のロック美学が散りばめられている。既に漂うこのヴィンテージ感…やはり普通ではない。


2:Creedence Clearwater Revival / Born On The Bayou (Bayou Country : 1969)
CCR 2nd作。ここで彼ら特有のグルーヴ感は完成の域に達し、彼らが感じる米南部への想い、Bayou Countryと呼ばれるルイジアナ州南部への想いが結実した名作。いつ聴いても身震いする程の感動を味わうことができる作品だ。


3:Creedence Clearwater Revival / Wrote A Song For Everyone (Green River : 1969) CCR 3rd作。
4曲連続のシングル・ヒットを記録し、バンドの人気を決定付けた作品。これまで以上に贅肉を削ぎ落したサウンドにより、無駄を省いた音楽性を誇示した名作だ。ここでアルバム・チャート全米1位を記録している。


4:Creedence Clearwater Revival / Fortunate Son (Willy And The Poor Boys : 1969)
CCR 4th作。ファンから特に人気の高い1枚。“アメリカ南部音楽の追求”をストリート・ミュージシャン:Willy And The Poor Boysに扮し体現。アルバム1枚通しての完成度という点においても、他の追随を許さぬ名作中の名作だ。


5:Creedence Clearwater Revival / I Heard It Through The Grapevine (Cosmo’s Factory : 1970)
CCR 5th作。全米・北米を始め欧州のチャートでもトップを記録した作品で、セールス的にもCCR史上最高を記録。Bluesのカバーからヒット性豊かな楽曲、そして“悪魔のグルーヴ”と呼ばれるCCRの全てが集約された名作だ。


6:Creedence Clearwater Revival / Have You Ever Seen The Rain? (Pendulum : 1970)
名曲「雨を見たかい」収録/6th作。激動の60年代から70年に移行する時期であり、実験的要素が目立つ。プログレの匂いを発する長尺曲や、ホーン/キーボードの目立つ曲等、工夫を凝らそうという想いが見え隠れする作品である。

 
 
 
 
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第27回:どろどろじめじめスワンプ・ロックPart.1』
~レオン・ラッセルから始まる音楽シンジケート~
 
 
 

ロック向上委員会ドットコム27回目は、私バグースがよく口にする言葉=スワンプ・ロックを特集します。スワンプ・ロックも米国スワンプと英国スワンプとがありますが、今回は源流となった偉人:Leon Russellを中心にご紹介。Leon Russellと言えばスワンプ云々だけでなく、永遠の名曲と言えるA Song For You, Superstar, This Masquerade等を作ったお方。そういったこともひっくるめ、あらためてスワンプ・ロック周辺の奥深さを体感していきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■スワンプ・ロックの源流
1: Delaney & Bonnie / It’s Been A Long Time Coming (Home : 1969)
Delaney & Bonnieの実質的1st作。白人とは思えない“黒い音楽性”で多くの人を魅了した作品だ。Eric Claptonら英ミュージシャンがスワンプへと移行し始めたのも彼らが居たからであり、そういった意味でも歴史的重要作である。


2: Joe Cocker / Space Captain (Mad Dogs & Englishmen : 1970)
Leon Russellの人脈を最大限に生かした一大スワンプ・ショーが刻まれた作品。名プロデューサー:Denny Cordellにほぼ全てを任されたLeonの手腕が光るこの名作によって、スワンプ・ロックはさらなる飛躍を遂げることとなる。


■スワンプ・ロック・ムーヴメント張本人
3: Leon Russell / Delta Lady (Leon Russell : 1970)
LAスワンプのボス:Leon RussellのSolo 1st作。スワンプの集大成と言っても過言ではない大名盤だ。自身のレーベル:Shelter Recordsの第一号作でもあり、この時期の米英ミュージシャンの全能力が集結した作品となっている。


4: Leon Russell / Stranger In A Strange Land (And The Shelter People : 1971)
Leon Russellの2nd作。1st/3rdと共に、スワンプ・ロックの最高峰となる名作だ。前作同様、曲によりメンバーも録音場所も異なっているが、それを束ねるLeonの個性が強烈。真似のできないLeonワールドが繰り広げられた作品。


■Leon Russellコネクション
5: J. J. Cale / Cocaine (Troubadour : 1976)
独特なスワンプ感覚でミュージシャンを魅了するJJの4th作。Eric Claptonが崇拝していることでも有名だ。コンポーザーとしても、ギタリストとしても優れており、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして輝く偉人である。


■そしてBonnieに戻る
6: Voormann & Friends / My Sweet Lord feat Bonnie Bramlett (A Sideman’s Journey : 2009)
70年代ロック・シーンに大きく関与していたKlaus Voormannの初Solo作。Paul McCartneyやRingo Starrらをはじめ、親交のある有名ミュージシャンとのセッションを楽しむサイドマン:Voormannの人柄が滲み出た名作。

 
 
 
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『第26回:バンドも売れなきゃやっていけない!?Part.2
~時代を翻弄・時代に翻弄:売れるロックへ~
 
 

ロック向上委員会ドットコム26回目も前回とテーマは同じですが、ここでは時代の最先端を往きつつも時代に翻弄されたバンドや、変名しつつ時代に乗っていこうとしたバンドをご紹介していきます。売れる為にどんな戦略を練ったのか?売れる為に時代の流れに乗ったが結果どうだったのか?音源を聴きつつ追求していきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■飛行機~宇宙船・名前が変われば音変わる / JA・JS・Starship
1: Jefferson Airplane / Somebody To Love (Surrealistic Pillow : 1967)

60年代サイケデリック・ムーヴメントを代表するJAの名盤/2nd作。ここから一気に時代の寵児となっていき、数多くのフォロワーが生まれ、とてつもなく大きなムーヴメントを形成していくこととなる。

2: Jefferson Starship / Miracles (Red Octopus : 1975)
1973年、JA解散。その後、Grace Slickのソロ活動とPaul KantnerによるStarshipが合体し結成されたバンドの2nd作。時代の流れ・趣向を受け入れつつ、ルーツとなるカントリーの要素もバランス良く配置した名盤だ。


3: Starship / Sara (Knee Deep In The Hoopla : 1985)
MTV時代の音楽スタイルを受け入れるべく変身。バンド名もStarshipとして再スタートを切った作品。時代の先端を往くエレクトロ・ポップ化したバンドは、JA時代から通算してシングル初となる全米No.1ヒットを記録している。


■時代を翻弄~時代に翻弄:KISS
4: KISS / Strutter (KISS : 地獄からの使者 : 1974)
時代を翻弄し翻弄されたKISS物語第一章となる1st作。シンプルでカッコ良いロックが満載で、70年代中期のロックの、本当にあるべき姿がこの作品に表されていると言っても過言ではないだろう。


5: KISS / Shandi (Unmasked : 1980)
低迷期に入ったKISSの隠れた名盤。曲は外部作家との共作が多く、徹底的に売れ線を狙ったがセールスは惨敗。バンドそのものの存続も危うくなっていく。だからと言って作品の質が落ちている訳ではなく、純粋に良い曲ばかりだ。


6: KISS / Reason To Live (Crazy Nights : 1987)
ノー・メイク/メタル・ムーヴメント期のKISSの代表作。この時期が2度目の全盛期となる。時代を追った80年代的キャッチ―なHR/HMな作風だが、ワイルド且つ健全なスタイルがKISSを良い方向へと導いている。

 
 
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『第25回:バンドも売れなきゃやっていけない!?Part.1』
~ブルース・ロックから売れるロックへ~
 
 

ロック向上委員会ドットコム25回目は、前回までのブルース・ロックからの流れで「衝撃的音楽性方向転換を行ったバンド」をご紹介。売れる為に時代の流れに乗ったのか、それとも本来ポップな方向性を持っていたのに時流に乗ってブルース・ロックを目指したのか?当然ながら売れなきゃバンドを維持できない!何が理由でそうなったのか、音源を聴きつつ追求していきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■Fleetwood Macの場合
1: Fleetwood Mac / Need You Love So Bad (The Pious Bird Of Good Omen : 1968)
英国エレクトリック・ブルース・バンド全ての中でも最高峰と言えるFMの名盤。英3rd作/アルバム未収録のシングルを集めた編集盤。FMらしい妖気漂う英国ブルース・ロックが十二分に発揮された作品だ。


2: Fleetwood Mac / Sentimental Lady (Bare Trees : 1972)
Peter Green、Jeremy Spencerが脱退し、Christine McVie、Bob Welchらが加入して違うバンド体制となった6th作。多少Blues Rockの香りは残しつつ、抜群のポップ・センスが開花。珠玉の名曲が詰まった名作である。


3: Fleetwood Mac / Dreams (Rumours : 1977)
セールス的金字塔を打ち建てた1枚。リリースから現在までに4,000万枚を超える売上を記録しているモンスター・作である。メンバー間は最悪な状況だったが、マイナスな状態からでも秀逸な作品を生み出せることを示した名盤。


■CCBBの場合
4: The Climax Chicago Blues Band / And Lonely (The CCBB : 1969)
CCBBの1st作。英国三大ブルース・ロック・バンドらに少し遅れてのデビューである。英国White Blues作の中でも出色の完成度で、落ち着き過ぎかな?と思う面もあるが、Bluesに対してかなり研究していることが分かる。


5: Climax Blues Band / Mighty Fire (Gold Plated : 1976)
CBBの9th作。完全にアメリカ指向だが、英国らしいポップな捻りも少々。ブルース・ロックとポップスの融合なんて簡単に言いたくはないが、CBBが目指した地は、他英国ブルース・ロック勢には到達し得なかった境地なのだ。


6: Climax Blues Band / Victim (Lucky For Some : 1981)
CBBの13th作。シングル以外ではセールス的に苦しんだCBBだが、どのアルバムもカッコ良いので要チェック。もうここではブルースの匂いはほとんどしないが、相変わらず切り込むようなヘイコックのGが特に素晴らしい。

 
 
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『第24回:英米ブルース・ロックへの入口 後編』
~避けて通れぬロックの源流~
 
 

ロック向上委員会ドットコム24回目も基本中の基本“ブルース・ロック”を特集します。この回では英国三大ブルース・ロック・バンドを始め、ブギー魂炸裂の米バンドをご紹介します。ムーヴメントとしては約3年で終焉したブルース・ロックですが、彼らが居たからこそハード・ロック新時代が誕生しました。そんなことを思いながら、あらためて有名どこを紹介していきます。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■英国三大Blues Rock+1を聴く
1: Fleetwood Mac / Black Magic Woman (English Rose : 1968)
Peter GreenとMick Fleetwoodを中心としたバンドの米編集盤/日本1st作。ブルース色が少し薄れ、コンパクトな中で表現する事を得意とするPGの美学が出た作品だ。Bluesバンドという枠から抜け出す予感を感じさせてくれる。


2: Savoy Brown / That Same Feelin’ (Raw Sienna : 1970)
Savoy Brownの5th作。Kim Simmonds、Chris Youldenのコンビによる楽曲、練られたリフ、インストの充実、CYのソウルフルな歌とどれを取っても素晴らしく、派手ではないが英国バンドでしか味わえない”気だるさ”が満載の作品。


3: Chicken Shack / Baby’s Got Me Crying (O.K. Ken? : 1969)
Chicken Shackの2nd作。ブラスがフューチャーされ、落ち着きのあるスロー&ミディアムのブルースを聴かせてくれる。ブルースへの愛とチャレンジ精神に溢れた英ブルース・シーンの鼓動が伝わってくる名盤と言えるだろう。


4: The Climax Chicago Blues Band / Hey Baby Everything’s Gonna Be Alright, Yeh Yeh Yeh (The Climax Blues Band Plays On : 1969)
名前は“シカゴ”だが英国のバンド/2nd作。前作はブルース然としていたが、この作品で突如路線を変え、他とは一線を画す作風に変貌。クラシックを引用した曲やジャズの要素が混ざったミクスチャーな世界となっているのが特徴。


■米国Blues Rockを聴く
5: Canned Heat / On The Road Again (Boogie With Canned Heat : 1968)
ブルース研究家のAlan WilsonとBob Hiteを中心にLAで結成されたバンドの2nd作。彼らが得意とするブギーの魅力満載で、代表曲:On The Road Againは全米16位のヒットを記録。バンドが脂に乗ってきた頃の名盤だ。


6: Canned Heat / So Sad (The World’s In A Tangle) (Future Blues : 1970)
5th作。AWの遺作である。スイング、ラグタイム、チカーノ風ロック等、ますます独自のブルース・ロックを究めた内容となっている。英バンドに見られる生真面目なブルース・ロックとは対極に位置する名盤中の名盤。

 
 
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『第23回:英米ブルース・ロックへの入口 前編』
~避けて通れぬロックの源流~
 
 

ロック向上委員会ドットコム23回目は、ロックの基本の1つである“ブルース・ロック”を特集!英国ではAlexis Korner、米国はThe Paul Butterfield Blues Bandがホワイト・ブルースの幕開けとなり、そこに在籍したミュージシャンが様々な方向に派生していき、ブルース・ロックと呼ばれるスタイルを育んでいった。そんな数多くの英雄を生み出したブルース・ロック・ムーヴメントを、あらためてここで紹介していきたいと思います。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 

■英国Blues Rock:Eric Clapton
1: Yardbirds / Too Much Monkey Business (Five Live : 1964)
全曲カバー曲によるライブ盤/1st作。当時のブリティッシュ・シーンの熱さを真っ向から感じ取れる名盤だ。この頃すでに有名だったEric Claptonを始め、若くパワー溢れるメンバーによる爆発的グルーヴが感じ取れるライブ作。


2: John Mayall & The Bluesbreakers With Eric Clapton / All Your Love(Bluesbreakers-John Mayall With Eric Clapton : 1966)
Eric Claptonファン、ブルース・ロック好きはもちろんのこと、ロック・ファンであれば避けては通れない名盤。ECが現在でも好んで演奏するブルースの名曲をたっぷりと堪能させてくれる1枚に仕上がっている。


3: Cream / Sunshine Of Your Love (Disraeli Gears : 1967)
EC、Ginger Baker、Jack BruceによるCreamの2nd作。スーパーグループの元祖でもある。JBのポップな感性と、ECのブルースに対する愛情がバランス良く配置されており、全ロック・ファンにお勧め出来る作品だ。


■米国Blues Rock:Mike Bloomfield
4: The Paul Butterfield Blues Band / Born In Chicago (The Paul Butterfield Blues Band : 1965)
米国におけるブルース・ロックの先駆者:Paul Butterfield率いるBlues Bandの1st作。英国勢とは別の意味で熟成されたブルースを堪能する事が出来る。ホワイト・ブルースの中で、最もシカゴ・ブルースに接近した名盤だ。


5: The Electric Flag / Killing Floor (A Long Time Comin’ : 1968)
The Paul Butterfield Blues Bandを脱退したMike Bloomfieldが1967年に結成したバンドの1st作。彼らの打ちだしたコンセプト『アメリカン・ミュージック・バンド』は、後のアメリカン・ロックへと昇華していく事となる。


6: Mike Bloomfield, Al Kooper, Stephen Stills / Stop (Super Session : 1968)
MB、Al Kooper、そして途中から加わったStephen Stillsによるセッション作。バンドとしてではなく、あくまでもセッション形式にて行われている。後の末路など微塵も感じさせない音楽への情熱が見事に凝縮された作品だ。

 
 
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第22回:古今東西The Beatlesライクなバンド合戦 後編
ザ・ビートルズ以外を聴いてみるヤァ!ヤァ!ヤァ!
 
 

ロック向上委員会ドットコム22回目は、前回に引き続き『The Beatlesのフォロワー達』をご紹介。日本のバンドやインドネシアのバンドも出てきて、目から鱗!となるかも(特にぶんちゃん)。今回も有名バンドからマニアックなバンドまで幅広くお届けします。The Beatlesが大好きという方、フォロワー達も一緒に愛していきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■アジアの次世代The Beatles
1: BOX / Temptation Girl (BOX POPS : 1988)
日本のThe Beatlesフリーク4人が集まって結成されたバンド/プロジェクト。その4人とは杉真理、松尾 清憲、田上 正和、小室 和之。世界でも稀と言える程のクオリティと愛で、The Beatles的世界を描き出した名作だ。


2: NAIF / Karena Kamu Cuma Satu (Planet Cinta : 2011)
バグースイチオシの、60~70年代のレトロなロックを得意とするインドネシアのバンド:NAIFの6th作。インドネシアでは国民的英雄バンドである。全曲必聴、美メロの洪水と言える秀逸なアルバムだ。


■プログレ関連なThe Beatles
3: Hudson-Ford / I Wanted You (Nickelodeon : 1973)
VELVET OPERA~STRAWBSで活躍したRichard HudsonとJohn Fordのデュオによる1st作。メロディ・メーカーとしての才能とハード・ポップな面のバランスが魅力的で、The Beatles好きなら必聴の1枚。


■The Beatles以降・次世代ブリティッシュの誇り
4: 10cc / Donna (10cc : 1973)
10ccの1st作。50's的アメリカン・ポップスを模範としつつ、初期10ccお得意のユーモアとウィットに飛んだ変態ポップ・ナンバーが目白押しの作品である。The Beatles以降の、英国ロック・シーンの中心的存在だ。


5: Stealers Wheel / Benediction (Right Or Wrong : 1975)
Gerry RaffertyとJoe Eganによるユニットの3rd/ラスト作。1stも2ndも捨て難い作品ではあるが、このアルバムこそ彼らの集大成。後期The BeatlesのGeorge Harrisonを彷彿とさせる最高な楽曲など聴きどころ満載の名盤だ。


6: XTC / Garden Of Earthly Delights (Oranges & Lemons : 1989)
ポップ・ミュージックの可能性をとことんまで追求したバンド:XTCの9th作。この作品は、サイケ且つカラフルなポップに拘り、The Beatlesの影響を上手くブレンドした作品に仕上げている。後期XTCの代表的1枚である。


■最後は直系
7: Julian Lennon / Day After Day (Photograph Smile : 1998)
Johnの第一子:Julianの5th作。父の影を振り払おうと悪戦苦闘してきたようだが、ここでJohn直系の作品をリリース。苦悩の人生が詰まったマイナーな雰囲気、そして父親譲りの声と楽曲は聴き手を切ない世界へと導いてくれる。

 
 
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第21回:古今東西The Beatlesライクなバンド合戦 前編
ザ・ビートルズ以外を聴いてみるヤァ!ヤァ!ヤァ!
 
 

ロック向上委員会ドットコム21回目は、2018年初という記念すべき回。こういう時は誰もが知ってるThe Beatlesでも…と言いたいところですが、ロック向上委員会ドットコムらしく『The Beatlesのフォロワー達』を集めてみました。有名バンドからマニアックなバンドまで幅広くお届けします。The Beatlesが大好きという方、フォロワー達も一緒に愛していきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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■The Beatles解散前
1: The Move / Cherry Blossom Clinic (Move : 1968)
Roy Wood率いるThe Moveの1st作。英国サイケ・ポップの金字塔と言われており、クオリティの高い3分間ミュージックが堪能出来る。Phil Spectorと中期のThe Beatlesからの影響をゴチャ混ぜにした雰囲気が堪らない。

■The Beatles周辺者関連作
2: Bad Finger / No Matter What (No Dice : 1970)
Bad Fingerの2nd作。アップルの箱入り/The Beatlesの弟分という肩書が無くても、世界に通用するバンドだと知らしめた重要作。現在に続く有名曲:Without Youが収録された作品として、今でも愛されている名盤である。

3: Stackridge / Fundamentally Yours (The Man In The Bowler Hat : 1974)
ポスト・ビートルズとして名を馳せたStackridgeの3rd作。「田舎のビートルズ」とも呼ばれ、ファンから愛されたバンドだ。この作品は、George Martinがプロデュースした事でも有名なアルバムである。


4: The Aerovons / World Of You (Resurrection : 1969)
Abbey Road Studiosでアルバムを制作しつつも、長い間お蔵入りとなっていた米バンド:The Aerovonsの作品(シングルは2枚リリース)。Alan ParsonsやGeoff Emerickらが関与し、ハイレベルな作品に仕上がった隠れた名盤。


■海を越えてThe Beatles
5: Sleepy Hollow / One Time (Sleepy Hollow : 1972)
The Beatlesへの愛が伝わる、ペンシルバニア出身:Sleepy Hollowの愛すべき作品。Bad Fingerのアメリカ版と言われている名作だ。楽曲のクオリティも秀逸で、ただの物真似バンドには無い凄味が伝わってくるだろう。


6: We All Together / Hey Revolution (We All Together : 1972)
ペルーのThe Beatles/Bad Fingerと呼ばれ、ファンから愛されている南米のバンド。このバンドの特徴は甘いメロディの洪水にあると言え、Paul McCartney/Pete Ham直系の、完成度の高いポップスが堪能出来る。


7: Cheap Trick / Stop This Game (All Shook Up : 1980)
Cheap Trickの6th作。大ヒットした前作:Dream Policeとは一線を画し、ポップさよりもハードなR&R路線を貫いた作風となっている。プロデュースにGeorge Martinを起用し、当時本当にやりたかった事を目指した作品。

 
 
 
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『第20回:ふぉーりあるの真実/マニック・ストリート・プリーチャーズ特集』
~メランコリックに締め括る2017年末~
 
 

ロック向上委員会ドットコムの、2017年ラストを締めくくるのはマニックス!バグース長谷川とぶんがゆうかが毎回着用しているTシャツに書かれている「ふぉーりある」とは何なのか?分かっている人は分かっていますが、分からない人には分からない(←ぶんちゃん)。For Real『本気/本当』という意味。4 (For) Real事件を起こしたのはManic Street Preachers (通称マニックス)。そして我々のTシャツに書かれた「ふぉーりある」は『真に4人』の意味。この言葉は巡り巡って我々ロック向上委員会ドットコムにも受け継がれている(と思う)!いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 

■マニックス生まれる
1: You Love Us (Generation Terrorists : 1992)
トゲトゲしく攻撃的な詞、粗削りなサウンド、田舎パンクスと呼ばれたマニックスのデビュー作。滑稽なB級バンドなのか、はたまた本物のロックな精神を持ったバンドなのか…その答えがこの1枚に詰まっている。


■解散発言撤回後
2: La Tristesse Durera (Scream To A Sigh) (Gold Against The Soul : 1993)
解散宣言撤回によるバッシングが凄かったが、それを吹き飛ばす秀逸な作品。グラマラスな雰囲気を纏いつつも劇的に締め括る楽曲が多く、感動せずにはいられない名作に仕上がっている。


■リッチー最後の作品
3: Faster (The Holy Bible : 1994)
英雑誌:NMEの「最も暗いアルバムBest.50」という特集で1位を記録した作品。確かに、決して気楽に聴ける音楽ではない。1stの失敗、2ndの思いもよらぬ高い評価…追い詰められた彼ら(リッチー)の名作である。


■仲間の疾走を乗り越えて/セールス的全盛期
4: A Design For Life (Everything Must Go : 1996)
皮肉なことにリッチー失踪後のこの作品で、不動の人気を得ることとなる。自問自答し問題に正面からぶつかる3人の精神世界が、美しくも力強い曲を生み出しているからだろう。マニックスのシンボルとなる名曲が満載。


5: If You Tolerate This Your Children Will Be Next (This Is My Truth Tell Me Yours : 1998)
地元:ウェールズで有名なハーレフの浜辺で撮影された写真をジャケットに施した作品。細部にまで亘り、ウェールズ性を打ち出したアルバムである。ここでマニックスは完全なる勝利を掴んだことになる。


■アルバム未収録曲の妙
6: There By The Grace Of God (Forever Delayed : 2002)
マニックスの10年が刻まれたベスト。代表曲ばかりが収録されたことにより、マニアックなファンからは評価が低いがUKチャート4位を記録。失踪から7年が経過したリッチーもジャケットに写っている…涙。


■彼らの80’s/我々の80’s
7: The Love Of Richard Nixon (Lifeblood : 2004) 前作:Know Your Enemyでの攻撃的な側面は消え、内省的な内容となった作品。全編を覆うテーマは「80年代」。またもやメランコリックな名作だ。2種類のベスト盤を経て、彼らが向かったのは出発点の再確認だったのかもしれない。


■活動休止からの復活
8: Your Love Alone Is Not Enough feat. Nina Persson (Send Away The Tigers : 2007)
2年間の活動休止が明けて制作されたこの作品は、リッチー失踪後のマニックスの音楽性をあらためて強調したアルバムとなった。美しいメロディ、高揚するビート、ハードなGサウンド、その全てがバランス良く収められた名作。


■4人の絆を再確認
9: Jackie Collins Existential Question Time (Journal For Plague Lovers : 2009)
2008年11月23日、リッチーの死亡宣告後に作られた作品。メンバー曰く『ホーリー・バイブルの続編』と位置付けており、メンバーにとってもファンにとっても重要な作品となっている。


10: Walk Me To The Bridge (Futurology : 2014)
未来、そしてヨーロッパに目を向けた作品。前作が完全なるアコースティック作で、こちらはその対となるエレクトリック作。メランコリックな泣きのメロディは影を潜め、加工した音使いにてまとめ上げた作風となっている。

 
 
 
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『第十九回:今一度ハード・ロックのパイオニアを聴こうPart.2』
~レッド・ツェッペリン/ブラック・サバス/ユーライア・ヒープ/グランド・ファンク他~
 
 

ロック向上委員会ドットコム19回目も、前回に引き続きHRのパイオニア達を取り上げます。まだまだチンプンカンプンなロック初心者のぶんちゃんですが、今回はどんな反応をするのでしょうか。ラインナップは米のGrand Funk RailroadとAlice Cooper、英はUriah Heepという3バンドでお届けします。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■英国HR勢最大のライバル:Grand Funk Railroad
1: Grand Funk Railroad / Anybody’s Answer (On Time : 1969)
GFRの1st作。英国HR勢に太刀打ち出来る唯一の米HRバンドと言われたパワー・トリオ。1st作から後のHRの古典とも言える名曲を連発。この時点で、既にバンドの方向性は決定していたということが伺える初期の名盤である。


2: Grand Funk / We’re An American Band (We’re An American Band : 1973)
GFの7th作(前作よりバンド名を変名し4人体制になる)。初のAlbum Best.3入りを果たし、名実共に世界が認める米HRバンドとなった。Single : We’re an American Bandは全米シングル・チャート1位を記録している。


■独特のスタイルで英HR初期の美を飾る:Uriah Heep
3: Uriah Heep / Gypsy (…Very ‘Eavy …Very ‘Umble : 1970)
UHの1st作。メンバーが定まらない状態での作品だがバンドとしての個性はすでに確立されており、早熟だった事が伺える。重く引きずるリフにうねるオルガン、そして美しくも個性的なハーモニーで個性を発揮した名バンドである。


4: Uriah Heep / Easy Livin’ (Demons And Wizards : 1972)
初期三部作の1つとしてファンから人気の高い4th作。重さや疾走感といった従来のスタイルより幻想的な世界を演じた作風が、まるでひとつの物語を見ているよう。これぞ英国HR様式美の代表的名盤である。


■米国一の変わり種:Alice Cooper
5: Alice Cooper / Under My Wheels (Killer : 1971)
ACの4th作。数々のバンドが英雄視するアクの強い演出=シアトリカルなパフォーマンスを確立し、唯一無二の個性を打ち出したショック・ロックの祖。シンプルでありながら、他とは一線を画す創作力に長けた名作だ。


6: Alice Cooper / School’s Out (School’s Out : 1972)
ACの5th作。アルバム/シングル共に大成功を収めた名盤。ショック・ロック&グラム的な際どさ、ミュージカルの発想&ドラマ性、そして本物のR&Rと完璧。不良少年・少女達のアンセム:School’s Outはキッズが求めたロックだ。

 
 
 
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『第十八回:今一度ハード・ロックのパイオニアを聴こうPart.1』
~レッド・ツェッペリン/ブラック・サバス/ユーライア・ヒープ/グランド・ファンク他~
 
 

ロック向上委員会ドットコム18回目はHRのパイオニア達を取り上げます。ロック・ファンにとっては当たり前でも、副委員長:ぶんちゃんにとってはほとんど全てが初聴き。ラインナップは英のLed ZeppelinとBlack Sabbath、米はMountainの3バンドでお届けします。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■ヘヴィ・ロックの礎:Black Sabbath
1: Black Sabbath / Iron Man (Paranoid : 1970)
BSの2nd作。「人間は恐怖を求める」という着想・構想が徹底されていた初期の名盤だ。War Pigs, Iron Man, Paranoid等、現在まで演奏され続けるロック・クラシックが満載。


2: Black Sabbath / Wheels Of Confusion (Black Sabbath Vol.4 : 1972)
初期BSの名盤としてファンから根強い人気を持つ4th作。突出して有名な曲は無いが、実験性と繊細さが同居した芸術性の高いHR作に仕上がっている。突き抜けそうで突き抜けない、危うい独自の空気感が堪らない。


■現代まで続くHRの基本中基本:Led Zeppelin
3: Led Zeppelin / Whole Lotta Love (Led Zeppelin II : 1969)
LZの2nd作。1stから僅か7ヵ月という短いインターバルでリリース。セールス的にも全米/全英No.1を記録した誰もが認める名作だ。どの曲も完成度が高く強烈な曲ばかり。ジミー・ペイジのリフ・メーカー振りも最高潮である。


4: Led Zeppelin / Over The Hills And Far Away (Houses Of The Holy : 1973)
LZの5th作。アルバム・タイトルが付いた初作品だ。壮大なナンバー、レゲエに挑戦した曲、ファンク、変拍子リフと多様な音楽性を1曲に詰め込んだLZらしい曲など、多様性と新機軸を打ち出した方向性が大成功となった1枚。


■クラシカル+メロディアスなスタイルを生んだ米HRバンドの祖:Mountain
5: Mountain / Mississippi Queen (Climbing! : 1970)
Mountainの1st作。ハードでメロディアス、そこに彼ら特有の重い演奏/グルーヴが渦を巻く一級品のHR作であり、「Creamの音楽性を如何に発展させていくか?」という苦悩が成功へと導いた名作。


6: Mountain / Flowers Of Evil (Flowers Of Evil : 1971)
Mountainの3rd作。A面スタジオ録音/B面Live録音という変則アルバム。有名なのは怒涛のアドリブ展開を繰り広げるB面のLiveだが、重さとハードさとポップが入り混じったA面も隠れた名曲が満載。

 
 
 
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『第十七回:英米フィメール・ヴォーカリスト特集・後編』
~ジャニス・ジョプリンから聴こう~
 
 

ロック向上委員会ドットコム17回目は、前回に引き続き“女性Voシリーズ/60’s-70’s英米ロック女子黎明期”でお届けします。前回はアメリカの女性シンガー中心でしたが、今回はイギリス中心。前回ラストに紹介したMaggie Bellのソロ作からスタートです。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■英国版ジャニスと言われ:Maggie Bell (英)
1: Maggie Bell / Suicide Sal (Suicide Sal : 1975)
Stone The Crowsでデビューし、英国のJanis Joplinと評されたMaggie Bellがバンド解散後Soloへ転身しての2nd作。Jimmy Pageも参加しているのでロック・ファンにとっては興味深い作品だろう。


■翳り満載・英国随一の歌姫:Linda Hoyle (英)
2: Linda Hoyle / Backlash Blues (Pieces Of Me : 1971)
英国オルガン・ロックとして人気の高いAffinityのVo:Linda HoyleのSolo作。Billie HolidayやBessie Smithから受けた影響と、NucleusのGであるChris Speddingのブルージーな世界が完璧なまでに構築された名盤。


■強靭なノドとソウルを持つ女:Elkie Brooks (英)
3: Vinegar Joe / Early Monday Morning (Vinegar Joe : 1972)
Elkie BrooksとRobert Palmerの2枚看板となるVJの1st作。英国のJanis Joplin、Bonnie Bramlettと評されるエルキーのVoが炸裂した名盤だ。白人版Ike & Tina Turnerと呼ばれたファンキーなロックが展開されている。


■オルガン・ロックとジャズ・ロック:Julie Driscoll (英)
4: Julie Driscoll Brian Auger and The Trinity / Indian Rope Man (Streetnoise : 1969)
英ジャズ・ロックのオルガニスト/Brian Auger率いるThe Trinityの3rd作。もう1人の主役は、Acid Jazzまで多大な影響を与えた女性Vo:Julie Driscollだ。60年代末の英国音楽シーンにおいて最もトレンドとなった名作の1つ。


■ブルース・ロックの裏女帝:Lynn Carey (米)
5: Mama Lion / Ain't Too Proud To Beg (Mama Lion / Preserve Wild Life : 1972)
ハードな歌いっぷりで人気の高い女性Vo/Lynn CareyとNeil Merryweather率いるMama Lionの1st作。純度の高い米国ブルース・ロックを展開し、英国勢には無い独特の泥臭さとファンキーさを武器にした作品に仕上がっている。


■伝統的英国HR女子:Jenny Haan (英)
6: Babe Ruth / Wells Fargo (First Base : 1972)
Babe Ruthの1st作。ハード・ロックかプログレかの狭間、その煮詰まらない感じが何とも英国ロックなのだ。バンドの歌姫/Jenny Haanは今回選んだ女性Voの中でも、最も伝統的英国HR女子である。

 
 
 
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『第十六回:英米フィメール・ヴォーカリスト特集・前編』
~ジャニス・ジョプリンから聴こう~
 
 

ロック向上委員会ドットコム16回目は、ぶんちゃん興味津々の女性Voシリーズ。ただし、女性Voという括りでは、あまりに世界は広過ぎる&歴史は長過ぎる!ということで今回は『60’s-70’s英米ロック女子黎明期』に絞ってご紹介していきます。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■ロック女子の金字塔:Janis Joplin (米)
1: Big Brother & The Holding Company feat Janis Joplin / Bye, Bye Baby (Big Brother & The Holding Company : 1967)
1965年結成。1966年にはJanis Joplinが加入し、他バンドとは一線を画す爆発力を見せたバンド。大音量で楽器をかき鳴らすスタイルのバンド故、ここでジャニスは全力でシャウトする事を覚えたと言われている。


2: Big Brother & The Holding Company / I Need A Man To Love (Cheap Thrills : 1968)
モントレー・ポップ・フェスティバル出演を経てメジャーColumbia Recordsと契約。移籍第一弾となるのがこの作品だ。SummertimeとBall and Chainという、ジャニス渾身の熱唱が聴けるこの作品を1番とするファンは多い。


■ロック女子の金字塔:Grace Slick (米)
3: Jefferson Airplane / Somebody To Love (Surrealistic Pillow : 1967)
60年代後半のサイケデリック・ムーヴメントを代表するJAの名盤/2nd作。ここからGrace Slickが加入し、彼女が持ち込んだ名曲:Somebody To Loveが大ヒット。一気に時代の寵児となり、数多くのフォロワーが生まれた。


■スワンプ・ロックの源流:Bonnie Bramlett (米)
4: Delaney & Bonnie / It’s Been A Long Time Coming (Home : 1969)
米スワンプ・ミュージックを世に知らしめたDelaney & Bonnieの実質的1st作。サウンドがあまりにも“黒過ぎて”お蔵入りになっていた作品。黒人の間で物議を醸すほど、力強いナチュラルなソウル・アルバム。


■マッスルショールズの先駆け:CHER (米)
5: CHER / For What It’s Worth (3614 Jackson Highway : 1969)
CHERのSolo 6th作。マッスルショールズ・サウンド・スタジオ設立後の第1弾として作られた記念碑的作品だ。他米英のミュージシャンがマッスルショールズで作品を作るようになる、その先駆けとなった作品でもある。


■英国版ジャニスと言われ:Maggie Bell (英)
6: Rod Stewart / Every Picture Tells A Story (Every Picture Tells A Story : 1971)
名曲/Maggie May収録の名盤。オープニングを飾るタイトルトラックにMaggie Bellがコーラスで参加。ここで聴けるロッドとマギーの掛け合いは、英国を代表する男女ブルー・アイド・ソウルの共演と言えるだろう。

 
 
 
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『第十五回:Guitarより我を活かす道はなし/Jeff Beck 後編』
~ここで軌跡を統括すベック~
 
 

ロック向上委員会ドットコム15回目は、前回に続いてのJeff Beck特集。時代と闘い音楽性を模索した結果、辿り着いた何度目かのピーク。80年代以降の、唯一無二のサウンドを誇るJeff Beckを聴いていきます。難しいことは抜きにして、ぶんちゃん(さえ)も興奮したサウンドにどっぷりと浸かっていきましょう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
 
■続・栄光のSolo
1: Jeff Beck / Led Boots (Wired : 1976)
Jan Hammer, Narada Michael Waldenらの参加により、バトル的掛け合いが強調された作品。全体的にJHカラーが圧倒的だが、縦横無尽に駆け上りつつも絶妙にコントロールされたJeff Beckの珠玉のプレイ/サウンドが聴ける。


■新たなサウンド模索中につき:時代と闘うベック
2: Jeff Beck / People Get Ready (Flash : 1985)
久々の歌モノ作。評価の低い作品だが、時代を反映したサウンドに乗ったJeff Beckの新境地を聴くことができる。特にRod Stewartとの久々の共演は秀逸。聴く者を選ばない普遍性に満ちたバランスを持った作品と言えるだろう。


■久々に捉えたエネルギー:ベック・インストのピーク第二弾
3: Jeff Beck / Where Were You (Jeff Beck’s Guitar Shop with Terry Bozzio and Tony Hymas : 1989)
Tony HymasとTerry Bozzioを迎えた、久々のオール・インスト作/名盤。この時点で究極と思われるプレイ/サウンドを世に提示したJeff Beckだが、これはほんの通過点だったと我々は10年後に知ることとなる。


■クラブ・ミュージックを目指す:ベック・インストのピーク第三弾
4: Jeff Beck / What Mama Said (Who Else! : 1999)
斬新で危険で冒険に満ちたJeff Beckの新たな挑戦のスタートとなった名作。「レイヴ・ミュージック、ハウス、イビザが狙いで生録音なんてどうでも良かった」と発言している通り、刺激的なサウンド/プレイが込められたアルバム。


5: Jeff Beck / Earthquake (You Had It Coming : 2001)※追加曲:Rollin’ and Tumblin・Nadia
前作・次作と共にJeff Beckテクノ三部作と言われる作品。新たな挑戦となった前作の未完成な面を、完璧にモノにした1つの到達点と言えるだろう。全速力で駆け抜ける作品群は圧倒的であり、情緒豊かな美しさも兼ね備えた名作。


■現時点最新作:今後は何処へ向かうのだろう
6: Jeff Beck / Live In The Dark (Loud Hailer : 2016)
Jeff Beck最新作(現時点)。Rosie BonesとCarmen Vandenberg/BONESを従え創り上げた現代的ブルースロック作。Live感溢れるゴリゴリの生々しいプレイが光り、これが本当に御年72歳(現73歳)の作品なのか?と驚愕。

 
 
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『第十四回:Guitarより我を活かす道はなし/Jeff Beck 前編』
~ここで軌跡を統括すベック~
 
 

ロック向上委員会ドットコム14回目は「世界三大ギタリスト」の1人であり、3人の中で最も常軌を逸したセンス/プレイで個性を魅せつけるJeff Beckにフォーカスします。Jimmy PageやEric Claptonと何が違うのか?アイデア、ギターに対する思い入れ(思い込み?)、音楽に対するアプローチ方法、その全てに対して他2人とは違うのです。難しいことはこの際抜きにして、そのサウンドにどっぷり浸かってみましょう。天然でありつつ職人主義の、他とは違う音が聴こえてきます。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 

■初のリーダー・バンド:第一期JBG
1: Jeff Beck Group / Shapes Of Things (Truth : 1968)
JBG (第一期)1st作。後のハードロックのお手本の1つと言える作品。ブルースロックからハードロックへの橋渡し的役割を持った重要作であり、他英国ブルースロック勢には無い『格』が作品を覆い尽くしている。

■メンバー総入れ替え:第二期JBG
2: Jeff Beck Group / Situation (Rough And Ready : 1971)
JBG (第二期)1st作。R&B、Funk、Soul、Jazzの要素を詰め込み、それを大音量のロックでまとめあげたような質感の作品。一般的な評価は次作に譲るが、何が来るか分からない緊張感が全編を覆い尽くした名作である。

3: Jeff Beck Group / Ice Cream Cake (Jeff Beck Group : 1972)
JBG (第二期)2nd/通称:オレンジ・アルバム。パワーと緻密さとの素晴らしいバランスを兼ね備えた作品。タイトなサウンドに、狂気のようなバンドの演奏・グルーヴが上手い具合に混ざり合った奇跡の名作だ。

■時代遅れの3ピース:BBA
4: Beck Bogert Appice / Superstition (Beck, Bogert, Appice : 1973)
Jeff Beckの事故により暗礁に乗り上げていた、Tim BogertとCarmine Appiceとの3ピースバンド作。リードG/リードB/リードDrといった様相で、重戦車の如く突き進む“猪突猛進的なロック”を聴かせてくれる。

■フリー・ウェイなベック:栄光のSoloへ
5: Jeff Beck / Scatterbrain (Blow By Blow : 1975)
当時、John McLaughlinやBilly Cobham/Spectrumの虜になっていたJeff Beckが創り上げた究極のインスト作。自身の新たなアイデンティティを確立した記念碑的作品であり、新たなジャンルを世界中に広めた歴史的重要作。

6: Jeff Beck with The Jan Hammer Group / Freeway Jam (Live : 1977)
The Jan Hammer GroupにJeff Beckが乗る形で行われたツアーを記録したLive作。Jeff BeckのGをコントロールする才能の凄まじさが分かる名盤だ。予測不能なプレイ/フレーズが生み出す音の躍動感に驚愕するであろう作品。
 
 
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『第十三回:60年代 ブリティッシュビート・シーン後編』
~英国の侵略 / ブリティッシュ・インヴェイジョンという現象~
 
 

ロック向上委員会ドットコム13回目は、前回に引き続き『ブリティッシュビート/ブリティッシュ・インヴェイジョン』と呼ばれ音楽界を席巻したバンド達を聴いていきます。現在のポピュラー音楽の原点ですから、しっかりと覚えていきましょう。後半となる今回は、元祖ガレージ系からスタート。ブリティッシュビート三大バンドの1つ:The WhoやThe Kinks等有名どころもたっぷり。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 

元祖ガレージ代表
1: The Pretty Things / Come See Me (Single : 1966)
The RSと縁の深いメンバー:Dick Taylor率いる元祖ガレージ系代表バンド。暴力的でラウドなR&Bの完成形と言える内容に仕上がっている。ロックの本質の1つである初期衝動を正に感じることの出来る名演だ。


2: The Birds / You're On My Mind (Single : 1964)
The RSのメンバー:Ron Woodが率いたバンド。バーズのみでは他バンドと間違えられてしまう為「UKバーズ」とも呼ばれている。ロンドン・シーンの中でも最もダイナミックと称されたサウンドは、The Whoをも凌ぐ勢いである。


ブリティッシュビート代表格/The Beatles, The Rolling Stonesに続く
3: The Who / I Can See For Miles (The Who Sell Out : 1967)
The Whoの3rd作。Small Facesと共にモッズ文化を代表するバンド。このアルバムのコンセプトは「伝説の海賊ラジオ放送」。実在した海賊放送がネタになっており、エンターテインメント性豊かな作品に仕上がっている。


4: Manfred Mann / Trouble And Tea (As Is : 1966)
Manfred Mann率いるバンドのUK3rd作。JazzやR&Bに精通し、それらとポップな曲を混ぜたバランス感覚はブリティッシュビート系随一と言えるだろう。技術的にも文句無しで、マルチな感性を全員が持っているバンドだ。


5: The Kinks / You Really Got Me (Kinks : 1964)
The Kinksの1st作。初期の時点からオリジナル志向が強いという意味では、The Beatlesに近いバンドと言えるだろう。Van Halenの1stでカバーされた名曲等、The Kinksでしか作り得ない個性的なナンバーが並ぶ名盤だ。


6: The Hollies / Stay (Stay With Hollies : 1964)
The Holliesの1st作。元々、黒さよりもポップ寄りの甘い曲が得意なバンドだが、この曲で聴かれる力強さは正にR&Bを踏襲したロック。巧みなコーラス・ワークに絡むヘヴィなリズムが特徴的なナンバーである。


7: The Zombies / Is This The Dream (Single : 1965)
Rod ArgentやColin Blunstoneを中心とした、The Beatlesに負けず劣らず素晴らしい曲を創り出したバンド。ジャズのエッセンスで洗練されたアレンジ、激しさと哀愁のバランス感覚が一体となった最も英国らしいバンドの1つだ。


ブリティッシュビート最後の砦
8: Small Faces / All Or Nothing (Single : 1966 / From The Biginning : 1967)
ブリティッシュビート最後の砦/モッズの代表的バンド。移籍問題により悪名高い作品となってしまったが、内容は文句無しの名盤。この曲はシングルとしてもリリースされており、初の全英1位を記録した記念碑的ナンバーだ。

 
 
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『第十二回:60年代 ブリティッシュビート・シーン前編』
~英国の侵略 / ブリティッシュ・インヴェイジョンという現象~
 
 

ロック向上委員会ドットコム12回目は、現在のポピュラー音楽の原点と言えるブリティッシュビート・シーン…いわゆる『ブリティッシュ・インヴェイジョン』と呼ばれ音楽界を席巻したバンド達をご紹介。時は60年代初頭。アメリカが生んだ偉大な音楽:R&B・R&Rのブームは既に終息しており、アメリカでは甘いポップス中心の音楽シーンが確立されていた。そこへ上陸してきたのが、R&B・R&Rを愛しリスペクトするイギリスのバンド達であった。アメリカでは影を潜めていたR&B・R&Rを彼ら特有のスタイルでカバーし、結果、彼らにしか出せないサウンドを構築していったのだ。The Beatlesが突破口を開き、イギリスのバンドが続々とアメリカに進出しヒット・チャートを席巻。それはやがて世界中へ飛び火していき…この続きは番組にて。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

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The Beatles・The Rolling Stonesデビュー時
1: The Beatles / I Saw Her Standing There (Please Please Me : 1963)
Rock第二世代から現代へ続く道を築いてきたThe Beatlesの1stアルバム。Rockにとって重要なポイントとなる初期衝動が詰まった最高の作品だ。急いでアルバムを作らされたということだが、そのライブ感/ドライブ感が堪らない。


2: The Rolling Stones / Route 66 (The Rolling Stones : 1964)
The RSの1stアルバム。R&B・R&Rへの愛情が詰まった素晴らしき作品である。数少ないオリジナル曲はまだまだ発展途上だが、MickとKeithが初めて共作したTell Meなどとてもセンチメンタルな曲に仕上がっている。


The Beatlesに続け~リバプールよりマージービート代表
3: The Searchers / Needle & Pins (It's The Searchers : 1964)
The Beatlesに続くマージー・ビートの代表格。後にアメリカでシーンを確立していくフォーク・ロックの元祖として有名なバンドだが、自国イギリスではさらなる人気を博していた。


4: The Swinging Blue Jeans / Shakin' All Over (Hippy Hippy Shak : 1964)
The Beatlesに続くマージー・ビートの代表格。その中でも1,2を争う演奏力の高さ、R&Rの抑揚の付け方、Sweet Song (6/8)系の上手さは英国随一。Rockのカッコ良さを示す最良の方法を心得たバンドと言えるだろう。


ブリティッシュビート黒さ代表
5: The Dave Clark Five / Do You Love Me (Grad All Over : 1964)
ロンドン北部:トッテナム出身のバンド。マージー・ビート系とは一線を画すブリティッシュビートの代表格。重厚で大きなサウンドを出す荒々しい作風は、トッテナム・サウンドと呼ばれ人気を博していた。


6: The Yardbirds / Too Much Monkey Business (Five Live : 1964)
全曲カバー曲のLive盤/The Yardbirdsのアルバム・デビュー作。当時のブリティッシュ・シーンの熱さを真っ向から 感じ取れる名作である。若き日のEric Claptonの演奏のみならず、バンドが一体となった太いグルーヴが堪能できる。


7: The Spencer Davis Group / Gimme Some Lovin' (Single : 1966)
若き天才Steve Winwoodが在籍したバンド。白人とは思えないSWのソウルフルなVoにたくさんの人が衝撃を受けた。Ringo Starrは黒人のバンドだと勘違いし、Mick Jaggerもその凄さに驚愕したと言われている。


8: Them / Gloria (The Angry Young Them Featuring Van Morrison : 1965)
北アイルランド:ベルファスト出身:Van Morrisonが在籍していたバンド。14曲中6曲がVMの単独作で、その凄まじい歌唱と共に早くも天才振りを発揮している。ガレージロック系に影響を与えた功績も大きい。

 
 
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第十一回:パープル・ファミリーから聴くHR(ハードロック)の真髄・後編
往年のファンには懐かしく・これからのファンには必需品~
 
 

ロック向上委員会ドットコム11回目は、前回に引き続き『パープル・ファミリー』を聴いていきます。今回はDeep Purple解散後のRainbowからスタート。他様々なバンドから、Deep Purpleの再結成第一弾作までご紹介。Deep Purpleから枝分かれしていった数々のバンドの、なんと素晴らしいことか。血沸き肉躍る英国HRの軌跡がここにある。これらを聴いて暑い夏をぶっ飛ばしていこう!!いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 

1 : Rainbow / All Night Long (Down To Earth : 1979)
旧友:Roger Gloverが加入し、新VoにGraham Bonnetを迎えた作品。Rainbowオリジナル4th作。明らかにこれまでの音楽性とは違い、ポップさを前面に押し出した1枚。


2 : MSG / Assault Attack (Assault Attack : 1982)
Michael SchenkerとGraham Bonnetが出会った奇跡の1枚。MSG名義3rd作。マイケルとグラハムの死闘とも言える緊張感溢れた名盤だ。個人プレイに走ることなく放出された、マイケルの泣きのギターは最高級である。


3 : Alcatrazz / Hiroshima Mon Amour (No Parole From Rock 'N' Roll : 1983)
Yngwie Malmsteenの天才振りを世に広める事となったGraham Bonnetの新バンド(当時)。作曲、Gプレイ、ソロやオブリのメロディアス且つ整理された早弾きは、この当時のHM/HRギタリストの最先端を往っていた。


4 : Whitesnake / Walking In The Shadow Of The Blues (Love Hunter : 1979)
前作:Troubleからジョン・ロードが加入し、第三期DP以降の匂いを発散させたWSの3rd作。前作よりもブルージーでアダルトな作風に寄っており、アルバム全体の空気が何ともセクシー。この空気感こそが初期WSの味なのだ。


5 : Gary Moore / Always Gonna Love You (Corridors Of Power : 1982)
ヴァージンへ移籍しての第一弾作。ここからゲイリーの本格HR路線が始まる。Ian PaiceとNeil Murrayが参加。キャッチー且つブリティッシュHRの叙情性、そして泣きのギターと様々な要素がバランス良く合致した名盤だ。


6 : Deep Purple / Knocking At Your Back Door (Perfect Strangers : 1984)
DP第二期が集結した再結成第一弾作。年を経た重みのある作品に仕上がっており、歌メロに比重を置いた作風となっている。大人のスタイルで時代のニーズに応えた作品でもあり、これを最高傑作というファンも多い。

 
 
 
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第十回:パープル・ファミリーから聴くHR(ハードロック)の真髄・前編
往年のファンには懐かしく・これからのファンには必需品~
 
 

ロック向上委員会ドットコム、10回目にして初となる“ハード・ロック”をテーマにお届けします。それも“メジャーなハード・ロック”に焦点を当てようということで、ここは一発『パープル・ファミリー』でいってみようかと。キッズから大人までをも狂喜乱舞させたDeep Purple。子供でも入りやすかったDeep Purple。往年のファンは輝かしいあの頃を懐かしみ、これから聴こうというリスナーにとっては必需品となるDeep Purple。「ハード・ロックって、やっぱカッコイイなぁ」…パープル・ファミリーを聴いて、暑い夏をぶっ飛ばそう!!いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 

1 : Deep Purple / Hush (Shades Of Deep Purple : 1968)
DP第一期1st作。初代Vo:Rod Evansの英国然としたジェントルマンな歌と、Jon Lordのクラシカルなオルガンがベストと言える相性で成り立っている、美しくもハードでサイケ・ロックな名作。


2 : Deep Purple / Speed King (In Rock : 1970)
DP第二期オリジナル第一弾。HRの先陣を切ったバンドは既に居たが「これぞHR」という概念を生み出した最初のアルバムはこれではないだろうか。クラシカルな要素を残しつつ、一気にHRへと加速していったそのバランスが絶妙な絶対的名盤。


3 : Deep Purple / Highway Star (Machine Head : 1972)
DP第二期オリジナル3rd作。HR史上、最も知名度の高いナンバーが収められた世紀の大名盤。曲の展開、グル―ヴ、曲想の広げ方、そして何よりもハードさを失わないままキャッチーに仕上げる事に成功した類稀な作品である。


4 : Gillan / Mr Universe (Mr Universe : 1979)
Gillanの2nd/世界デビュー作。シンプルで疾走感溢れる徹頭徹尾なHRサウンドがとても気持ち良く、英国HRの見本のような音を聴かせてくれる良作。NWOBHM旋風が吹き荒れる中、Gillanも全盛期を迎えている。


5 : Deep Purple / Lady Luck (Come Taste The Band : 1975)
DP第四期の1st/ラスト作。Ritchie Blackmoreの脱退によりTommy Bolinが加入。前作から引き継がれたファンキー路線がさらに色濃くなったアルバムだ。セールスとしてはこれまでより落ちるが、現在では名盤の呼び声が高い。


6: Rainbow / Tarot Woman (Rising : 1976)
Ritchie Blackmore’s RainbowからRainbowと名前を変えての初作品。Rainbow三頭時代の始まりでもあり、その緊張感とパワーが凄まじい。大作志向の2曲を始め、ファンタジー且つHR様式美な世界観が炸裂した名盤だ。

 
 
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『第九回:プログレッシブ・ロックへの入口・後編』
~感覚的曖昧な境界線/ジャンルに括らず聴けば吉~
 
 

ロック向上委員会.comの第九回目は『プログレッシブ・ロックへの入口・後編』。前回同様「これがプログレなのか否か?」なんてことはあまり考えずに楽しんでいただきたい。特に今回はプログレの王道と言えるバンドが多く登場するが、それでも…である。プログレとは何なのか。長尺な曲が多いから?変拍子や転調を存分に取り入れているから?多くのジャンルをクロスオーバーさせた実験的な音楽だから?じゃぁ、けっこうストレートな曲の多いこのバンドは何でプログレと呼ばれるの?結局のところ、プログレか否かは「聴き手の判断に委ねられている」のではないだろうか。曖昧なままの方が良いこともある…そんなことを思いながら、約1時間の番組を楽しもう。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 

番組内紹介楽曲
 
1: The Alan Parsons Project / The Tell-Tale Heart (Tales Of Mystery Imagination Edgar Allan Poe : 1976)
アビー・ロードのエンジニア:アラン・パーソンズとキーボーディスト:エリック・ウルフリンが立ち上げたユニットの1st作。プログレと呼ぶに相応しい作風ながら、スッキリと洗練されたアレンジがそう感じさせない優れた作品。


2: YES / Siberian Khatru (Close To The Edge : 1972)
英国プログレ3大バンドのひとつYESの5th作。アルバム収録曲が3曲という大作主義を全面に打ち出した作品だが、聴き辛さを感じさせない美しいメロディやコーラスに圧倒される。YESワールドの完成形と言える名盤だ。


3: Pink Floyd / Time (The Dark Side Of The Moon : 1973)
Pink Floydの8th作。全世界が認めた名盤。精神的側面に近づいた音が醸し出す雰囲気は難解に聴こえるが、基本的にはシンプルで叙情的なロック。ビルボード・アルバムTOP100に741週間連続ランク・インという偉業を成し遂げている。


4: Pink Floyd / Comfortably Numb (The Wall : 1979)
Pink Floydの11th作。Roger Watersの独裁化が進み、バンド内の亀裂が決定的になってきた頃のアルバム。プログレ・ファンが望む大曲ではなく、小曲によりストーリーが進んでいくロック・オペラ作である。


5: U.K. / Danger Money (Danger Money : 1979)
John Wetton, Eddie Jobson, Terry BozzioによるU.K.の2nd作。1st作とはメンバー・作風共に変化しているので注意。前作で見られたジャズ・ロック寄りのアプローチはなく、モダンでキャッチーな作品に仕上がっている。この後のASIAに繋がる音楽性が垣間見れる。


6: ASIA / Heat Of The Moment (ASIA : 1982)
John Wettonが目指した究極のバンド:ASIAの1st作。プログレの精鋭達が揃って創り出した、ASIAにしか出せないポップで大仰で緊張感溢れる4分間ミュージックの完成形がここにある。80年代のロック・シーンを代表する名作だ。

 
 
スペシャルサンクス
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『第八回:プログレッシブ・ロックへの入口・前編』
~感覚的曖昧な境界線/ジャンルに括らず聴けば吉~
 
 

ロック向上委員会.comの第八回目は『プログレッシブ・ロックへの入口・前編』。タイトルが示す通り、プログレというある意味マニアックなジャンルへ通じる初歩的部分を紹介していくのだが、聴きやすさを重視することによって、プログレの範疇ではあまり語られてこなかったバンドも登場する。プログレとは何なのか?「様式」にこだわるのか、それとも「先進的・前衛的」な面にこだわるのか、はたまたプログレというジャンルの中で有名になった「ミュージシャン」にこだわるのか…。実はその捉え方次第で、プログレを今までよりも数倍楽しむことができるのではないだろうか。今回登場するバンド/楽曲がプログレか否かではなく、ジャンルに縛られたスタイルを取っ払って観て/聴いて欲しい。いつもと変わらず無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 
番組内紹介楽曲

 
1: The Moody Blues / The Night : Nights In White Satin (Days Of Future Passed : 1967)
The Moody Bluesにとって大きな変革期となった2nd作。邦題は『サテンの夜』。ロック界の中で最も早い時期にオーケストラとのコラボレーションを果たした作品の1つで、プログレの起源と紹介されることが多い。


2: The Electric Light Orchestra / 10538 Overture (The Electric Light Orchestra : 1971)
ELOのデビュー作で「ロックとクラシックの融合」がコンセプト。十分実験的な作品でありつつも、とても聴きやすい楽曲が並んでいるので初心者にも手を出しやすい1枚だ。鬼才ロイ・ウッドと天才ジェフ・リンのセンスに脱帽。


3: Procol Harum / Grand Hotel (Grand Hotel : 1973)
Procol Harumの6th作で、後期の最高傑作としてファンから愛されている作品。バンドの全作品の中で最もクラシックを導入した作風で、彼らの個性を生かしたまま「ロックとクラシックの融合」が結実した名作である。

 
4: Genesis / Dancing With The Moonlit Knight (Selling England By The Pound : 1973)
Genesisの5th作。邦題は『月影の騎士』。ドラマティック且つシンフォニックな作風で、この後のポンプ・ロックへの影響が聴いて取れる。念願だったアメリカでのチャートインも果たし、ターニング・ポイントとなった1枚である。


5: 10cc / Une Nuit A Paris (Part 1)~The Same Night In Paris (Part 2) ~Later The Same Night In Paris (Part 3) (The Original Soundtrack : 1975)
名曲:I’m Not In Loveを収録した名盤。架空の映画のサウンド・トラックというコンセプトで作られた全8曲は捨て曲無しの完成度を誇っている。まるで物語を見ているような曲展開と、秀逸なポップ・センスが同居した1枚。


6: Queen / Father To Son (QueenⅡ: 1974)
Queenの2nd作。現在でも人気の高いアルバムだ。デビュー作の荒削りさが抜け、より一層洗練されたサウンドを聴くことができる。創作としての凄みが一気に頂点に達した作品であり、揺るぎない彼らの美徳が詰め込まれている。

 
 
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『第七回:プログレッシブ・ロック/深紅の王・後編』
~日進月歩=King Crimson~
 
 

ロック向上委員会.comの第七回目は『プログレッシブ・ロック/深紅の王・後編』。プログレッシブ・ロックを代表するKing Crimson (以下KC)の軌跡を、たった2回=約2時間でまとめるには無理があるが…。このバンド、KC= Robert Frippという図式になるのはKCの歴史をサッと見て頂ければ分かるかと思うが、そのRobert Frippが閃いたアイデアをどんなメンバーと演奏するかによって、音と雰囲気はかなり違ってくる。それを踏まえ、後ほどあらためてKCを聴いていくことをお願いしたい。前回は1度目の解散までとなる初期を辿っていったが、今回はその続きからオリジナル・アルバムとしては現時点で最新作となる(と言っても2003年)『ヌーヴォ・メタル期』までを“端折りながら”約1時間でお話していきます。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
 
番組内紹介楽曲

 
1: King Crimson / Easy Money (Larks' Tongues In Aspic, Part Two : 1973)
KC1度目の解散後、Bill Bruford、John Wetton、Jamie Muir、David CrossがRobert Frippの許へ集結。ヴァイオリンとパーカッションを導入し、誰も辿り着いたことのない新たな境地へと向かう新KCの名盤。


2: King Crimson / One More Red Nightmare (Red : 1974)
初めてKCの編成がトリオとなった作品。アルバム・リリースを目前にして解散宣言している。インプロヴィゼーション的要素よりも、計算されたアンサンブルによる切羽詰まった緊張感が聴く者を虜にする名作だ。


3: David Bowie / Heroes (Heroes : 1977)
Robert Frippと故David Bowieの接点となるHeroesを収録した名作。前作:Low、次作:Lodgerと共にベルリン3部作と呼ばれる作品。フィードバックをコントロールし、独特のサステインを奏でるRobert Frippの演奏が秀逸だ。


4: King Crimson / Frame By Frame (Discipline : 1981)
KCの復活作/ディシプリン・クリムゾン3部作の第1章。新たにTony LevinとAdrian Belewを迎え、凄まじい技巧とテクノロジーにて時代を的確に捉えた名盤。Robert Fripp本人がBestの1つとして本作を挙げている。


5: King Crimson / Sex Sleep Eat Drink Dream (Thrak : 1994)
前作より11年の時を経てリリースされた、新KCの全貌が表された作品(この前にミニ・アルバム有)。ダブル・トリオ=6人編成となっている。80年代の匂いを感じさせつつも、さらなるへヴィさを打ち出したサウンドが特徴的。


6: King Crimson / Level Five (The Power To Believe : 2003)
Red・KCとDiscipline・KCが合体したような音楽性を持ち「ヌーヴォ・メタル」というコンセプトを掲げリリースされた作品。多くの非凡なアイデアと技巧を駆使し、緊張感溢れるKC流プログ・メタルを聴かせてくれる。

 
 
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『第六回:プログレッシブ・ロック/深紅の王・前編』
~日進月歩=King Crimson~
 

ロック向上委員会.comの第六回目は『プログレッシブ・ロック/深紅の王・前編』。当委員会初のテーマとなるプログレッシブ・ロックだが、いきなりギアをトップへと入れてみた。プログレッシブ・ロックというジャンルの中でも、最もプログレッシブなバンド:King Crimson (以下KC)の歴史を前編・後編と2回に分けて追っていく。音やアイデアを日々進化~昇華させ、それを優秀な音楽家達が演奏する楽団…それこそがKCであり、究極のプログレ・バンドと言えるだろう。今回はデビューから1度目のバンド解散までを“端折りながら”約1時間でお話していきます。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。
 
番組内紹介楽曲
 
1: King Crimson / 21st Century Schizoid Man including Mirrors (In The Court Of The Crimson King : 1969)
プログレッシブ・ロックと呼ばれるほぼ全ての出発点と言っても過言ではないデビュー作。オープニングからラストまで、Jazz、Blues、Folk、Classic Musicを粗削りながらも取り入れた、新時代の幕開けとなる名盤。


2: King Crimson / Cat Food (In The Wake Of Poseidon : 1970)
デビュー作でとんでもない世界を築き上げたKCの2nd作。前作の延長線上にある作品だが、新メンバーを入れ、新たな風をバンドに吹き込む事に成功。自由度が増し、即興演奏の凄みを存分に生かしたアルバムだ。


3: McDonald and Giles / Suite In C (McDonald and Giles : 1970)
KCを脱退したIan McDonald、Michael & Peter Giles兄弟による唯一作。英国特有の叙情味溢れるアコースティックな質感と、複雑な構成をミックスさせた演奏を展開。儚い美しさ漂う作品である。


4: King Crimson / Indoor Games (Lizard : 1970)
オリジナル・メンバーがRobert Fripp, Peter SinfieldのみとなったKCの3rd作。フリー・ジャズへ接近し、かなりエキセントリックな内容となっている。ラストの組曲ではYESのJon Andersonがゲスト参加。


5: King Crimson / Ladies Of The Road (Islands : 1971)
前作に続き、ジャズ界から多数のゲストが参加した作品。アコースティックのアンサンブルに重点が置かれているのが特徴的。ラストの気品溢れる曲:Islandに代表される、KCの美感が最も顕著に表れた名盤である。

 

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『第五回:昨今のルーツ・ロックな世界Part.2』
~60・70年代ロックにこだわらずいこう~
 
ロック向上委員会.comの第五回目は『昨今のルーツ・ロックな世界Part.2』。21世紀に入ってからの、ルーツ・ロックな世界。「もうロックは終わった」「最近のロックには全く興味がない」そういった方々にも、新しいファンにも知って欲しい昨今の“Back To The 60’s & 70’s”なバンド/ミュージシャン達を紹介。The Rolling Stones、Faces、Lynyrd Skynyrd等が好きなら、その流れを汲む現代のバンドも聴こう・知ろう。その中でも、物真似ではなく光る個性を持った奴らはまだまだ存在する。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 
番組内紹介楽曲
1: Alabama Shakes / Don’t Wanna Fight (Sound & Color : 2015)
ローファイなサウンド&黒々としたグル―ヴで迫り来るアラバマ・シェイクスの2nd作。デビュー作は米南部ルーツを打ち出したオーソドックスな名作だが、今作は現代的R&B/ヒップホップを通ったビートが響く。

 

2: John Fullbright / I Only Pray At Night (From The Ground Up : 2012)
オクラホマ出身シンガーソングライターのデビュー作。かなり大当たり。レオン・ラッセルを彷彿とさせる声に、力強く絡むピアノが堪らないバラードなど名曲だらけ。この美しさ、逞しさは新人離れしている。

 

3: Dawes / Just Beneath The Surface (Stories Don't End : 2013)
ジャクソン・ブラウン直系の音楽を聴かせてくれるDawesの3rdアルバム。シンプルなバンドアレンジで楽曲そのものの良さを引き出す手法は、派手さは無いが見事なまでに上質且つスマート。

 

4: Jenny O. / Come Get Me (Automechanic : 2013)
L.A.出身女性シンガーソングライターの1stフルアルバム。キュートな歌声ながらも、全編に張り詰めたシリアスな感覚が特徴的。外に向かうより内に向かっているようなインドア的雰囲気で、夜にピッタリな1枚。

 

5: Blackie and The Rodeo Kings / I’m Still Lovin’ You (with Amy Helm) (Kings And Queen : 2011)
現代のThe Bandと言えるカナダのルーツ・ロック代表格。1曲毎、違う女性シンガーをフィーチャーするスタイルの作品で、ルシンダ・ウィリアムス、エミルー・ハリスといった現代最高峰の女性アメリカーナが参加。

 

6: Blues Pills / High Class Woman (Blues Pills : 2014)
アメリカ、フランス、スウェーデン混合の4人組デビュー作。かなりザラついたブルース・ロック / サイケ・ロックであり、ジャケット・デザイン、ファッション、演出、その全てが60年代末の匂いを発している。

 

7: The Avett Brothers / The Once And Future Carpenter (The Carpenter : 2012)
ノース・キャロライナ出身フォーク・ロック / ブルーグラス系バンドの6th作。上質なフォーク・サウンド、美しいとしか言いようのないメロディ、胸がキュンとくるコード進行等、素朴な音楽のマジックが全編を貫く。

 

8: Whiskey Myers / On The River (MUD : 2016)
レーナード・スキナードらサザン・ロックの正統的後継バンドの4th作。贅肉を削ぎ落とした渾身の1枚であり、ロック特有の張り詰めた緊張感が最初から最後まで持続する驚愕のアルバム。

 

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『第四回:昨今のルーツ・ロックな世界Part.1』
~60・70年代ロックにこだわらずいこう~
 
ロック向上委員会.comの第四回目は『昨今のルーツ・ロックな世界Part.1』。21世紀(ギリギリ90年代末も有)に入ってからの、ルーツ・ロックな世界。「もうロックは終わった」「最近のロックには全く興味がない」そういった方々にも、新しいファンにも知って欲しい昨今の“Back To The 60’s & 70’s”なバンド/ミュージシャン達を紹介。The Rolling Stones、Faces、Lynyrd Skynyrd等が好きなら、その流れを汲む現代のバンドも聴こう・知ろう。その中でも、物真似ではなく光る個性を持った奴らはまだまだ存在する。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 

番組内紹介楽曲
1: Deadstring Brothers / Sao Paulo (Sao Paulo : 2009)
70年代のThe Rolling Stonesが放っていた、ロック特有の毒を現代的に理解しているデトロイト出身のバンド。4thアルバムとなるこの作品では、それまでよりルーツに根差したブルージーなロックを演じている。

2: Blackberry Smoke / Sanctified Woman (Little Piece Of Dixie : 2009)
レーナード・スキナード、ブラック・クロウズの流れを汲むアトランタ出身のバンド。南部のローカル的センスで適度にハード&アーシー、少々メロディアス、そしてカントリー色濃い完全なるサザン・ロック作。

3: Trigger Hippy / Tennessee Mud (Trigger Hippy : 2014) 
元ブラック・クロウズのスティーヴ・ゴーマン、女性シンガーのジョン・オズボーンらが結成したスーパー・バンド。ゴスペル、ブルース、カントリーをブレンドしたアメリカン・ルーツ・ロックの見本的作品。

4: North Mississippi Allstars / Snake Drive (World Boogie Is Coming : 2013)
往年のブルースを現代へと結ぶ、故ジム・ディッキンソンの息子たち:ルーサー&コディのバンドによるハイブリッドな作品。ブルース初心者までもが楽しめる、数少ないエンターテインメント性豊かなアルバム。

5: Lucinda Williams / Drunken Angel (Car Wheels On A Gravel Road : 1998)
グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバムを受賞した、ルシンダ・ウィリアムス姐さん渾身の名盤。オルタナティヴ・カントリー/ルーツ・ロックの代表格であるルシンダ姉さんの代表作。

6: Grace Potter & The Nocturnals / Tiny Light (Grace Potter & The Nocturnals : 2010)
グレイス・ポッター率いるバンドの3rdアルバム。グレイスのソングライターとしての才能、ギターとハモンドオルガンの優れた演奏力はもちろんだが、何よりも強烈なシャウトがジャニス・ジョプリンを彷彿とさせる。
 

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『第三回:ロックの歴史・後編』
~1980年代からのロック・ミュージックの変容を知る~
 

ロック向上委員会.comの第三回目は『ロックの歴史・後編』。1980~1990年代のロック・シーン。1981年に開局されたMTV:ミュージック・テレヴィジョンがポピュラー音楽シーンを一変させる。ニュー・ロマンティック/第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンを牽引したバンドであり、MTVの申し子と言える:Duran Duranからスタートし、L.A. Metal~HR/HM界を席巻したGuns ‘N’ Roses~グランジ旋風を巻き起こし時代の寵児となったNirvanaあたりまでを“かなり端折りながら”約1時間でお話していきます。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。 

番組内紹介楽曲
1: Duran Duran / Rio (Rio : 1982)
第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの幕開けとなった1つ:デュラン・デュランの2nd作。よく練られたサウンドやメロディは、彼らが“ただのビジュアル・バンド”ではない証し。芸術的でさえある。

2: Buggles / Video Killed The Radio Star (The Age Of Plastic : 1980) 
エレクトリック・ポップの金字塔を打ち立てた作品。テクノとも言われるが、実際には生の楽器が多く使われているため音がかなり立体的である。メロディの斬新さ、隙の無い緊張感を伴うサウンドが特徴な名盤だ。

3: Quiet Riot / Cum On Feel The Noize (Metal Health : 1983) 
メタル・シーンの中で逸早く全米No.1を記録した作品。それによりLA Metalシーンが活性化されたのは言うまでもない。当時のリスナーが求むツボを的確に押さえた名盤であり、メタル入門としても最適な1枚。

4: Guns ‘N’ Roses / Welcome To The Jungle (Appetite For Destruction : 1987)
HM/HRシーンが飽和状態の中、この1枚の作品がシーンの流れを変えた。何1つ無駄の無い、モダンで完璧な作品。ルックスも彼らのアティテュードも完璧に統一されており、観ても聴いても衝撃的だったのだ。

5: Nirvana / Smells Like Teen Spirit (Never Mind : 1991) 
塞込み鬱屈した精神にパンクでキャッチーなメロディが乗る世紀の名盤。カート・コベイン本人は商業的過ぎたことを悔やんでいたが、凄いモノは凄い。ロックの初期衝動を感じさせつつ練られた構成で突っ走る作品だ。

 


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『第二回:ロックの歴史・中編』
~1970年代からのロック・ミュージックの変容を知る~
 

ロック向上委員会.comの第二回目は『ロックの歴史・中編』。1960年代の熱きロックとは別の意味で重要な1970年代のロック・シーン。古き良きアメリカ音楽への回帰であるルーツ/スワンプ・ロックの英国版:Dave MasonのAlone Togetherからスタートし、アメリカン・ハード~シンガー・ソング・ライター~ロンドン・パンク~そして新時代的ハード・ロック誕生となるVan Halenあたりまでを“かなり端折りながら”約1時間でお話していきます。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 

番組内紹介楽曲
1: Dave Mason / Only You Know And I Know (Alone Together : 1970)
英国スワンプ系アルバムの第1号/デイヴ・メイスンのソロ1st作。スワンプのアーシーさと英国の上品さを兼ね備えた名盤。秀逸なメロディ・センスと米南部のサウンドが入り混じった捨て曲無しのアルバムだ。

2: Montrose / Rock The Nation (Montrose : 1973) 
ヴァン・ヘイレンら後続のバンドに影響を与えたモントローズの1st作。ギター:ロニー・モントローズのリフ、アレンジ・センスは後のLAバンドらの先駆けで、アメリカン・ハードとはこうだ!を地で行く名盤。

3: Billy Joel / Piano Man (Piano Man : 1973) 
下積み時代が長かったビリー・ジョエルの出世作/ソロ2nd作。カントリー、ロック、ソウル、上質なポップスの様々な要素が溶け込んだ名作だ。特にタイトル・トラックのピアノ・マンはBJの代名詞的名曲。

4: Sex Pistols / Anarchy In The U.K.(Never Mind The Bollocks, Here’s The Sex Pistols : 1977)
行動、思想、ファッション、全てのパンクな精神が宿る名作。デリケートさの欠片もないが曲想はポップなロックン・ロールで、其の実良い意味で聴きやすい。サウンドとしての完成度も高く、重いビートが特徴な1枚。

5: Journey / Don’t Stop Believin’ (Escape : 1981) 
壮大でポップでハード、ロックの売れる要素がとことん詰まった作品。売れることと芸術性という正反対のことを同時にまとめあげた稀に見る名盤だ。バンドの創作力が頂点まで上り詰めているのが分かるだろう。

6: Van Halen / You Really Got Me (Van Halen : 1978)
新時代ハード・ロックの幕開けとなった1st作。エンターテイナーの権化:デイヴと、過去のギター・ヒーロー像を覆したエディのプレイは格別。ハード・ロック界を引率する役目を持って登場したことを示す名盤だ。 

 

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『第一回:ロックの歴史・前編』
~1960年代からのロック・ミュージックの変容を知る~
 

ロック向上委員会.comの第一回目は『ロックの歴史・前編』。黒人のブルースやゴスペル、そして白人のカントリー等がベースとなって誕生したロック。そのロックの歴史を、あらためておさらいしてみようという内容。スタートは、1960年代中後期からのロックの流れ・歴史。ロックが生まれたのは50年代だが、激動と言える時代の流れと共に変容していったのは60年代中後期からであり、ロックが芸術へと接近していったのがその頃。コンセプト・アルバムという(当時)新たなスタイルで制作されたThe BeatlesのSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandからスタートし、アート・ロック/ハード・ロック~ルーツ/スワンプ・ロックあたりまでを“かなり端折りながら”約1時間でお話していきます。無駄話も盛りだくさん。ロック好きじゃない方もどうぞ。

 

番組内紹介楽曲
1: The Beatles / Lucy In The Sky With Diamond (Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : 1967)
これぞロックの変革期となった1枚。サイケデリック/フラワー・ムーヴメントの頂点を極めた作品と言っても過言ではないだろう。天才的アレンジ、音の使い方、センスに脱帽。

2: Pink Floyd / Astronomy Domine (The Piper At The Gates Of Dawn : 1967)
得体の知れぬ歪んだ世界を描いたデビュー作。シド・バレットのポップ・ミュージックを書く才能とサウンドの構築美で、他バンドとは一線を画している。サイケデリック・ロックの名盤。

3: Janis Joplin / Me And Bobby McGee (Pearl : 1971) 
ジャニスの遺作。これまでの作品よりもメロディを構築していった感が聴き取れる。ここからさらに自身のルーツへと向かって行くことを予期させるが、それは叶わなかった。

4: Led Zeppelin / Good Times Bad Times (Led Zeppelin : 1969) 
考え抜かれた構成と鋭角なリフ、ルーツ(ブルース)に寄った音楽性と、その全てが群を抜いて秀逸な1st作。今後も聴き・語り継がれていくべきセンセーショナルな名盤だ。

5: Grand Funk Railroad / Sin’s A Good Man’s Brother (Closer To Home : 1970) 
ブリティッシュ・ハード全盛時に、アメリカから唯一対抗できるバンドとして奮闘したGFRの最もへヴィな作品。3ピース体制を活かした、粗野で躍動感溢れるロックの本質がこのアルバムに詰まっている。

6: The Band / The Weight (Music From Big Pink : 1968) 
逸早くルーツ・ロックの音と精神性を打ち出した名盤。伝統を継承しつつ新たなロックの分野に挑戦した野心的な作品だ。数々の有名ミュージシャンを虜にし、ブームの先駆けとなった記念碑的アルバムでもある。

7: Delaney & Bonnie & Friends / Lay Down My Burden (To Bonnie From Delaney : 1970) 
スワンプ・ロックの代名詞:D&Bの4th作。ボニー・ブラムレットのゴスペル・フィーリング溢れる声・歌の迫力に驚愕するだろう。米南部の承継音楽とは?その答えとなる要素が凝縮された名盤。

 


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